しぐれ’ｓ　note

魔弾の王と戦姫（ヴァナディース）（2） 

良質な世界観のファンタジー（と打ち切り）に定評のある川口士さんの新シリーズ２巻目

星図詠のリ-ナとか本当にすばらしい作品だったのになぜ切ったし・・・！（血涙

さて、本作は

その他の武器＞＞＞＞越えられない壁＞＞＞＞＞＞弓

といった考え方が蔓延した中世風の世界

「えーマジ弓兵！？きもーい」「弓兵が許されるのは小学生までだよねー」

どころではないレベルで弓が見下されていて、「弓を使うのは前線で戦う勇気のない臆病者」というのが一般的な考えであるため、剣も槍も全く扱えず、弓だけが取り得ののんびりとした性格の主人公は、国内では全く評価されず見下されるばかり（※但し領民は除く）・・・

そんな主人公を見出したのは、実際に戦場で刃を交えた敵国の戦姫

腕前に惚れ込み、捕虜にして自分のモノに

最初周囲は戦姫の乱心と疑うものの、敵国において主人公がだんだん認められていく様は心躍ります

・・・まぁチートすぎるぐらい神がかった弓の腕なんで認められない方がおかしいんですけどねぇ・・・（＋人柄もいいし）

今回はティッタの見せ場がくるか・・・！と思いきや、リムさんの方のイベントが多くむしろリムさんと距離が縮まってました

自覚症状はないけどもう完全に・・・ｗ

新しい戦姫にもしっかりとフラグを立て、釣った魚（エレン）にもしっかりと餌を与えるティグルさんパねぇです

・・・本人にはそんな意図ないですがｗ

オススメのシリーズです魔弾の王と戦姫

といいますか、１巻の初動が良かったおかげで営業の方も力入れて押してるみたいなので、これまでの悲劇が繰り返されないことを期待したいです（切実

・・・他社移籍で星図詠のリ-ナの続きでないかなぁ・・・（ぁ

疾走れ、撃て! 6 (MF文庫J) (文庫) / 神野オキナ/著

表紙新キャラかと思ったら「鬼の軍曹」でした

以前から地味にフラグが積み重ねられてにやにやさせられてましたが、だんだん直接的になってきて今後にも期待

そろそろ自覚症状が出だすころかなー？

本編の方はダイダラのタクティクスの急激な進化と、大人たちの思惑が複雑に絡まり状況はどんどん厳しくなってきてますね・・・

そんな中でも３人組の最後の一人が空軍として登場したり、「万能の杖」が思ってた以上に万能だったりと光明も

一方スーパーロボット（笑）に理宇が感じた嫌な感じだとか、あの子によく似た姿かたちのダイダラのクイーンとか不穏な影も

物語は人物が出揃い折り返し地点らしいので・・・ようやく折り返しなのか・・・

あそびにいくヨもそのスピンオフもまだ終わってないのに、大丈夫なんだろうか・・・とそういう意味でも不安が

いい加減どれかに焦点絞って片付けていってほしいところです(´･ω･｀)

■お買い上げ■

ＭＦ文庫Ｊ他６点ほど