久方ぶりに勢いがあるなΣ( ̄□ ̄!?
一昔前、ライトノベル(この呼称はそんなに普及してなかったけど)といえば富士見ファンタジア文庫か電撃文庫でしたどちらかといえば富士見ファンタジア文庫の方が看板作家を大量に抱え、優勢だったかもしれませんしかし、時代が流れライトノベルの市場が拡大し、読者が増えるにつれて業界のパワーバランスは大きく変わっていきました新規レーベルが次々と立ち上がる中、電撃はメディアミックスを駆使し、さらにはビジュアル面に力を入れたことで読者を次々と獲得し、今や業界をリードしていると言っても過言ではない状況一方、もう一つの勇・富士見ファンタジア文庫の方はというと「看板ライターに書かせておけば売れる」と、かつての方法を改めることなく、旧態依然のままの方針で突き進んだためか、電撃に大きく水をあけられることに・・・作品単体で見れば充分素晴らしいものがあっても、全体のイメージや読者の気をひけるかetc,etcといった前段階で上手くいってないような印象が・・・新人がデビューしても大きな話題を呼ぶことも少なくなってますしね・・・(´・ω・`) そんな感じで息切れが続く富士見ですが、今月は久々に明るい兆しが漂うラインナップです(*´▽`)まずは後半になればなるほど物語が面白くなるあざの耕平さんの【BLACK BLOOD BROTHERS】シリーズの最新刊全巻は物語が大きく動き、かつかなり燃える展開が目白押しでした待ちに待った続きがようやく読めます(*´▽`)あと、新装版の【Dクラッカーズ】の短編集出ます続いては雨木シュウスケさんの【鋼殻のレギオス】の7巻レギオスは(ライトノベルアワード)の学園小説部門No,1を取ったらしいですね12月にはハードカバー版のレジェンド・オブ・レギオスの2巻も出るらしいですそして今月は鏡貴也さんの伝説の勇者の伝説の新シリーズが登場ですタイトルが【大伝説の勇者の伝説】と、ちょっとアレなんですが、英雄王シオンの暴走を止めるため、ライナが立ち上がる―――といい展開で幕を閉じた第一部の続きがようやく読めますしかもなんだか10月、11月、12月と三ヶ月連続刊行みたいだしΣ( ̄□ ̄!?他にも今月は現在アニメ放映中の二ノ宮くんの新刊やミステリ文庫の方でお馴染みの師走トオルさんの新シリーズ、そして時代の立役者の一人でもあった神坂一さんの新シリーズ、そしてお馴染みリウイシリーズの最新刊までと揃ってますさてさて、富士見の巻き返しはなるのでしょうか・・・?■お買い上げ■【BLACK BLOOD BROTHERS-宣戦恋歌-】あざの耕平(富士見ファンタジア文庫)【鋼殻のレギオス7-ホワイト・オペラ-】雨木シュウスケ(同上)【大伝説の勇者の伝説-行き先未定の大逃亡-】鏡貴也(同上)【アビスゲート1-果て見えぬ淵の畔に-】神坂一(同上)【火の国、風の国物語-戦竜在野-】師走トオル(同上)