カテゴリ:ゲーム
米アップルは九日、ゲームも楽しめる多機能音楽プレイヤー「iPod touch」の記憶容量8G型の価格を、約三割値下げし1万9800円にすると発表した。 ソニーや任天堂の携帯型ゲーム機と同じ水準に引き下げ、ゲーム市場に本格参入するということになる。 アップルの挑戦は、ゲーム王国日本の脅威になりそうだ。―――――読売新聞より抜粋
さて、11月にでるといわれてるPSPの新型に見られるとおり、ネットを介したゲームの購入という形が定着しつつあるようだ。 アップルは個人が作成したゲームも利用可能、まあDSやPSPじゃありえない話ですよね。 ゲームの価格100~200円と安い、一本4000~7000するPSP、DSソフトと比べても際立つの安さ。
さて、その程度の優位点で、iPodがPSPやDSに勝てるか? 答えは NO。
我々ゲーム好き、ゲーマーとよばれている連中に限っての話ではない、一般にも言えるだろうが、誰がハードを買ってから面白いだろうと思うソフトを探すのだろうか。 一部のハード(会社)信者を除き、殆どのゲームをする人間は、やりたいソフトがあるからそのハードを買うはずである。 例をあげれば、ゲーマー層以外にも爆発的に売れた任天堂のwii、DS。 RPGや格闘ゲーム、ギャルゲーなどの核となるソフトよりも、フィットネスや教養ソフトの売り上げの方が知名度が高いし、売れたであろう。 そしてそれに付随するようにwiiやDSが飛ぶように売れ、一時期はどこの店に行っても品切れ、ネットでは転売厨がありえない価格で出展する始末。 このような経緯を見れば一目瞭然なのではないだろうか。
iPodが累計出荷台数5000万を出したのは、あくまで、音楽プレイヤーやそれに付随する携帯電話としての機能、買った人だけが知る面白かったアプリゲームに限っての話。 これがゲームとしての話ならまったくお門違いなのではないだろうか。 DSと似たタッチパネル操作? じゃあ聞くけど、ゲームをするのに便利な十字キーやボタンは? ここも重要だ、アイポッドタッチの一部のアプリを見れば、本体を傾けて操作するものもあるそうではないか。 おそらく、USBでコントローラーがつけられる、とかそういうものがなければ、今後も操作はタッチとこの傾けだけなのであろう。 ナンセンス、非常にあほらしい話だ。 ゲームとしての将来性がまったくない。 DSiでは、従来作と比較して、音楽プレイヤーとしての機能と、カメラまで付いた。 PSPは言わずもがな、USBを解してさまざまな周辺機器を取り付けられ、カメラからGPSなど様々な用途を見せる。 このようにこの二機種に至っては、今だ、発売されてないゲームがあるだけでこのような機能を活かしたゲームが今後発売されるであろうという期待ができる。 ではiPodはどうだろうか? DSに「似た」タッチ機能はあるけれど、新作のポケモンは出ますか?ドラクエは?FFは? 出たとしても、私は買いません、なぜならDSでPSPで出るだろうからです、それに傾けたり、進行方向の一歩前をタッチし続けながら主人公を歩かせるゲームなんてやりたくありません。 まるで線路の上を歩かされているみたいなんだもの、もちろん悪い意味で。
iPodは非常に今のゲーム業界低迷の要諦を表しています。 限定された空間の中で、これだけを選べという昨今の、遊ばせてやる的な勘違い。 iPodがこういった市場概念にとらわれているのなら、日本のゲームプレイヤーの心を掴むのは難しいのではないでしょうか。 ああ、ネットゲームなら勝ち目あると思うよ。 ラグナロクやカバル、パンヤや赤石が出来るってんなら、パンフレットくらいは立ち読みしてあげるわ。 まあ、私の独りよがりなのかもしれませんがね・・・ゲームはコントローラーでという既成概念がこう思わせてるだけ・・・なのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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