|
カテゴリ:哀。
「ひろしまドックパーク問題」を知っていますか?
広島にあったテーマパークが倒産、約500頭の犬が餓死寸前だというのです。 大阪にある動物保護団体がボランティアに赴き、 犬の世話をしているらしいですが、 その様子は目を覆うばかりです。 以前、この保護団体のHPの閲覧が出来たので見に行ったのですが、 皮膚病になって毛が無くなってしまった子。 栄養失調で眼球が無くなってしまい失明した子。 狭いキャリーにいたために歩けなくなってしまった子。 ガリガリに痩せ骨と皮だけになってあばら骨が浮き出てしまっている子。 でもこれは氷山の一角で、背景にはボランティアの手が間に合わず、 命を落としたワンがいるという事。 その上命を落としたワンは埋葬という形ではなく、 無造作に土に埋められていたという事実が発覚したそうです。 ここを管理してきた業者は、生き物の命をなんだと思っているのでしょうか? 金儲けのための金ズルだとでも? 現状のあまりの悲惨さに映像を撮っているボランティアの方は、 「イヤだ!こんなのイヤだー!」と泣き叫びながらビデオを回していました。 このビデオは業者の悪行を訴える為や、 メディアに呼びかけるために撮影したのだろうけど、 こんな状態のワンを撮影するのは胸が痛んだ事でしょう。 このニュースをTVで見る度に、 ネットで現状の報告を見る度に、 あまりの酷さに胸が痛くて涙が出ます。 そして、ペットショップで生気の無くした目をしていた小夏を思い出します。 「商品」として売られていた小夏は、生後11ヶ月という月齢から買い手がつかず、 3ヶ月以上はガラス張りの展示ブースに晒されていました。 もし、「買い手」が無かったら元の飼い主に「返品」されるか、 最悪、保健所などで「処分」となっていたはず。 小夏は今でも人間の手を怖がる時があり、体を触られる事を嫌がります。 きっとペットショップでは愛情の無い扱いを受けたのでしょうね。 小さい頃から撫でてあげる事が出来たらならば、 抱っこは出来なくても、体を撫でる事くらいはが出来たはずです。 無邪気に遊び無心で甘える小夏を私は見たかった。 私もペットショップで猫を「買った」者として大声では言えないですが、 一部の人たちが生き物を生き物としての扱いをせずに、 「金ズル」と考える、今の体制は何とかならないでしょうか…。 愛玩動物を「モノ」ではなく「生き物」として扱う法整備が整う事を切に願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月09日 00時14分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[哀。] カテゴリの最新記事
|