ＥＮＡ

母親に　病気が再発したので、家族に動揺が走った昨日。

　皆を励まし、帰ってきたら　今度は　私に　無力感が押し寄せてきた

現実的に　やれることは　全てやってきた　つもりだった。

徹夜で勉強して、　知識を入れ、　ヒーリングをして　　カウンセラーもして・・・

それでも　一人の人間の　「　・・でも、、、だって、、、無理だよ、、」

という　口癖を　変えることが出来ず、　また　再発したことに、

無力感が　押し寄せてきたのだ

一体どうしたら　この人は　自立して　イキイキと　自分の人生を　歩けるんだろう？？

私が　やってきたことは　何だったんだろう？？

もう　何もかもが　イヤになって　文字通り　私は無力になった。

でも　気づく

無力感は　自らを　無力と名乗っているように、「　力が無い　幻　」なんだと。

旦那とも　昨日はゆっくり　話し合った。

「　エナが　今までやってきたことは　無駄じゃない。　だから今　母は生きている

　もし、今まで何もしてこなかったなら　もしかしたら　今　すでに居ないかもしれない。

　過去において　無駄なことは　何も無い。

　全ての過去の　おかげで　今、　ここに　生きている。」

この言葉のおかげで　胸に重く　のしかかっていた　ものが　

少しずつ　溶けていった。

生きていること　それ自体が　前に向かっていることなんだと　気づく

思考が　ネガティブとか　ポジティブとか　成長するとか　学ぶとか
そんなんじゃなくて

ただ　生きている。　

それ自体が　単純に　「　前に　進んでいる状態　」　だと。

それが　愚痴を言いながら、でも　　誰かを　恨みながらでも、

笑いながらでも、

生きている以上、　人の顔の方向は　前に　向いている。

時間が　前へと　流れている。

私達は　前に　進んでいる。

ベクトルは　常に　前なのだ。

母を　イキイキさせるには、、父を　ワクワクさせるには、、

相談にのり、　励まし、

私が　まず　生きる見本にならなきゃ！　

そうやって　長い間　頑張ってきた

その　意気込みが・・・　泡のように消えて、

・・　そんなの　なくても　いいのかもしれないと　思えてきた

じゃあ　どうすればいいのか？？

考えても　考えても　答えは出なかった。

もしかしたら

～～すればいい。　というような

教科書のような

答えは　ないのかもしれない。

生きている以上　　前へと　流れていくのならば、

私に出来ることは　見本を示すことでもなく、

親を　前へと　押すことでもなく　

親に　前の光を　見せることでもなく

私自身が　スッキリと　前を見据えて　歩くことだけ　

なのかもしれない

＊＊＊＊＊＊＊

今日、　鎌倉の友人Ｇさんの　新居に遊びに行った

誕生日プレゼントに、　欲しかった　カリンバを　もらった　

ありがとう！

びゅーびゅー　風の吹く中、　木々が　ゆらぎ　鳴いている中、

何もしないで、　ただ　カリンバを鳴らしていたら

力が抜けた＾＾

マイ・カリンバ♪

意味とか　コンセプトとか　何も考えず　何も求めず

ただ　無心で音を鳴らすだけなのに

それが　不思議と　リズムになり　音楽になる

それが　不思議であり　また　愛おしい♪

ＥＮＡ