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カテゴリ:ちょっといい話
先日、品川で開催された五日市剛さんの講演会に行ってまいりました。 とっても素晴らしい講演会だったので、今日はその中でも心に残ったお話をいくつかご紹介させていただきたいと思います。 五日市剛さんは学生時代にイスラエルに旅行し、そこで出逢ったおばあさんから「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を教えてもらいました。(過去のこちらの記事でその概要をご紹介しています) 今回の講演会では、その魔法の言葉にも触れながら、さらに素敵なお話を聞かせていただきました。 五日市さんは、おばあさんから「嫌なことがあった時、すぐに『ありがとう』といいなさい。そうすると、悪い出来事の連鎖を断ち切ることが出来、良いことが起きるから。」と教えていただいたそうです。 でも、嫌なことがあったとき、なかなか「ありがとう」とは言いにくいですよね。 「嫌なことがあったときに、3~4回『ありがとう』と言うんです。そして、出来るなら、心を込めて言うといい。最初のありがとうには感謝のかけらもないけれど、3回以降は心が込められるようになってくるんです。」 こうすると、本当に言葉の恩恵を受け、そして即効性があるのです、と。 また、イスラエルのおばあさんのアドバイスでは 「人はしゃべった言葉通りの人生になる。だから、きれいな言葉を使いなさい。」 「怒っちゃダメよ。全てのトラブルは「怒り」から来るものなの。だから、怒らないで。」 というものがあったそうです。(小冊子をお読みの方はご存知ですよね♪) 五木寛之さんは今までに鬱を3回克服されていらっしゃるそうですが、その方法を教えていただきました。 1回目は毎日1行、悲しい出来事について書いたそうです。 2回目はこれをしても克服できず、今度は毎日1行、楽しかったこと、嬉しかったことを書いたそうです。 3回目は2回目の方法でも克服できず、今度は有難いこと、感謝したことについて書いたそうです。そうするとすぐに良くなったそうです。 以後、ご自身で鬱の症状を感じられると、この3回目の方法で毎回すぐに良くなっていらっしゃるとのこと。 五木寛之さんは作家なので、こうして「1行書く」という方法があっていらっしゃったのかもしれませんね。 また、言葉というのは、口から出た瞬間に魂を持つそうです。 そして、手足を持って動き出すのだとか。(byイスラエルのおばあさん) だから「ありがとう」や「感謝します」という言葉は、必ず口に出すことが大切だそうです。 そして、嫌なことがあったら、すぐに「ありがとう」ということ。すぐに言わないと魔法が効かなくなるのだそうです。 また、「まだ願いが叶っていなくても『そうなった、ありがとうございました。』と言い切りなさい。 「口で言うと、心が言葉についてくる」と五日市さんはおっしゃっていました。
請求書の祈りとは、いわゆるお願いの祈りで「~して下さい」という類のお祈りです。 そして、この方法を活用した「ツキを呼ぶ魔法の言葉の上手な使い方」を教えていただきました。 朝、起きるときに「今日1日良いことがありました。感謝します。ありがとうございます。」とお布団の中で言うのです。 そして、夜寝る時に「今日はとってもいいことがありました。ありがとうございました。感謝します。」というのです。 この方法は、心理学の教授の方いわく、「潜在意識により入りやすくなる」方法なのだそうです。 さらに、もっと潜在意識に働きかける方法があるそうです。それは、鏡で自分の目を見て、言葉に出して言う、という方法です。 それから、この方法は「自分の為にやること。」 他にもたくさん良いお話を聞かせていただいたのですが、今回のお話で私の中で一番心に残ったお話は次の言葉でした。 「裕福な人って、どんな人だと思いますか?僕が今思うのは、多くのものを必要としない人が裕福だと感じるんです。」 本当にその通りだなぁー、と思いました。 これは五日市さんの言葉ではなく、私が感じたことなのですが、極論を言ってしまえば、イエス・キリストも、ガンジーも、マザー・テレサも、皆自分の身にまとう衣類さえあればよい、という生活だったと思うのです。 まだまだ自分は小さな器だなぁ~、と感じると共に、本当に学び多い素晴らしい講演会でした。
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