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カテゴリ:ちょっといい話
建長寺シリーズの途中ではございますが、ぜひUPさせて頂きたいことがあり、今回はそちらを一気にUPさせて頂きたいと思います。(建長寺シリーズを楽しみにしてくださっている皆様、申し訳ございません。続きはちゃんとUPしますので、今しばらくお待ちくださいませ。m(__)m ) 先日、ゴル2001さん主催のクラス会に参加してまいりました。 なお、こちらのお話はシリーズで掲載させていただきますが、今回の「その1」と「その2」はとってもプライベートな内容です。(汗)
というのも、ゴルさんはご自身のブログで私の過去世に深い関わりを持つ一族の話を取り上げてくださり、私と一族の魂を癒す大きなきっかけを作って下さった方なのです。(→過去を癒す旅の記事はこちら) ある日、たまたま(と言う名の必然のもと)グーグルの検索で辿り着いたゴルさんのブログ。 そこで、私の知らなかった一族の話を大河ドラマのごとく綴ってくださっていたゴルさん。(ちなみにこの記事を読んだ時点で、私が過去においてその一族の人間だったとは全く知りませんでした。それにもかかわらず、涙が出るほど感動したのです。その後、私がその一族の人間だったのだとメンターに教えていただき、自分でも超ビックリした次第です☆) そんな経緯がありまして、ぜひ、直接ゴルさんに御礼を申し上げたいとずっと思っておりましたので、ゴルさんのお話を聞くのは勿論のこと、やっとお会いして御礼を言えるという嬉しさにクラス会の日を指折り数えて待っておりました。(笑) クラス会開始の1時間前には到着するぞ!と意気込んでいたものの、出発直前にちょっとした仕事が入り、予定より遅れて30分位前に到着するも、まだ開場されておらず、ホッ。 続々と参加者らしき方々が集う中、大荷物をもった集団が現れ「あ、この中にゴルさんがいるんだ!」と思うと、すぐにゴルさんだとわかる方に目が留まりました。 人柄のよさがお顔からにじみ出ていて、ペコペコと皆さんに頭を下げられるお姿を見て「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉が浮かびました。 今までいわゆる霊的な能力のある方に何人もお会いしましたが(何故か、ご縁を頂く親しくなる方がそういう方ばかりなのです)、「やっぱり、本物の方であればあるほど、誠実で腰が低いんだなぁ~」と思いました。 開場され、受付を済ませ、スタートを待ちます。受付のときに、沢山のお荷物の中にお菓子やギター、ハーモニカを発見。 開始早々、思いっきり緊張しているゴルさん。「震えている」と言いながら、ご自身の名前をホワイトボードに書かれる姿が微笑ましくて「ああ、字が・・・」というゴルさんのお言葉に、会場は温かな笑いで包まれました。 しか~し!ゴルさんのブログでもチラッと紹介されていたゴルじいさんの話が終わった途端、ゴルさんのお話は亡くなられた奥様との闘病生活のお話に移りました。 ゴルさんが霊的に目覚められたのは、奥様とのお別れがきっかけだったので、このお話が出るのは当然と言えば当然なのですが、私的にはちょっと辛いものがありました。 というのも、私の母もゴルさんの奥様同様、壮絶な日々を経て他界しているので、それらの経験がフィードバックするのです。 ゴルさんが語る奥様を看病していた頃の生活は、私が母の看病を続けていた日々とまさに同じような日々でした。 出血の話、痛みの話・・・。ゴルさんが奥様との闘病生活を「寝ても地獄、覚めても地獄」とおっしゃられていた壮絶な日々をリアルに語られます。この話が始まった途端、私の身体に異変が起きました。 私の人生において最も辛かった日々。思い出すだけで胸が締め付けられ、涙が浮かぶあの頃。リアルにその時のことが思い出され、血の気が引いてくるのを感じました。 「ゴルさんのことだから、私の体調がこのお話でヘンになっているって、わかっているんだろうな。なのに、なんでこんな辛い話を続けるんだろう?」(最前列で、ゴルさんからは見えやすい位置に座っていました) なんとか我慢していたものの、ゴルさんの奥様のお話は続きます。 「このまま奥様のお話を聞いていたら、失神するか倒れちゃうかも・・・」 自分の中でギリギリまで席についていましたが、正常に座ることも限界に来ていました。 「もうダメだ・・・」 失礼とは思いましたが、一旦お部屋を退出させて頂きました。(なんと、そのために選んでいたのか、席は扉に一番近い角でした♪) 「大丈夫ですか?」 ゴルさんが退出時に一言声をかけてくださいましたが、声を出すことも出来ず、軽く会釈し、そのまま廊下にあったソファーにぐったりと座り込みました。 おそらく、脳貧血に近い状態だったのではないかと思います。 そして、その数秒後には過呼吸気味になり、ゼーハーゼーハー。 せっかくゴルさんに会えたのに、せっかくお話を聞けるチャンスなのに、御礼も言えずにくたばるワケにはいかない。なんとか、回復せねば・・・。 過呼吸で、朦朧となりながらも、しっかりそんなことだけは考えておりました。 「確か、過呼吸のときはゆっくり呼吸するのが大切なんだよな~。落ち着いて呼吸しなくっちゃ。」とボケボケな頭ながらもなんとか呼吸を元に戻します。 ようやく呼吸が落ち着いたところで、冷水機が目に留まります。 「ああ、水を飲め、ってことなんだ。」 そう思って、ヨロヨロと冷水機の方に行き、一口お水を飲みます。少し気分は良くなるものの、やはり不調は不調です。そして、しゃがみこんだ瞬間、あることに気付いたのです。
母と父と同席した部屋で、医師にガンを告知されたあの日。 告知された直後、その場に立っていることが出来ず、ふらふらになりながら退出したあの時。そして気が遠くなりながらしゃがみこんだあの時。 意識が遠のきながらの退出。ふらふらしてしゃがみこむ姿勢。いる場所が違うだけで、私の身体は全く同じ反応をしていました。 しゃがみこみながら「何故、今こうやってあの時と同じことをしているんだろう、私・・・。」ぼんやりとそんなことを考えました。 あの日と全く同じ経験をしていることが不思議でした。きっと意味があるのだろうけれど、何故、今なんだろう?(せっかくゴルさんとお会いできた、この貴重な時間のときに!)こんなことに、なんの意味があるんだろう?ぼんやりとそう思いました。 そして、それと同時にしゃがんだことで足に圧力がかかり、徐々に脳にも血流が流れていくのを感じました。 「脳貧血のときにしゃがむのって、ちゃんと意味があるんだな。」 そんなお馬鹿なことを思いながら、ゆっくり立ち上がり、もう一度水を飲み、ソファに戻って自分の体調を冷静に確認します。身体はだいぶ復調し、普通に座ることも出来るようになっていました。 「そろそろ、奥様のお話も終わっているだろうし、早くゴルさんのお話を聞きたい」 そう思って、意を決して?再び会場へ。(集まった皆さんは、えらく長いトイレだったと思われたかも?!笑)
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