※追記しました。(ページ下【3/26追記 補足情報】)
前回ご紹介させていただきました、大塚晃志郎先生(日本ホリスティック医学研究所所長)の「放射能汚染から身を守る方法 その1」の記事に、大塚先生よりコメントを頂きました。
非常に有益な情報を沢山ご提供頂きましたので、こちらにも全文掲載せて頂くことにいたしました。
今回のお話は、福島の原子力発電所にて実際に活動して頂いている方々への具体的アドバイス、情報の伝え方、症状が出た時の対処方法等、非常に具体的な内容となっております。
大塚先生からは「さあ、(この情報を)ばらまきなさい、主婦から主婦へ!」というお言葉を頂戴しております。
こちらのブログは、リンクフリー、転載自由ですので、どうぞご遠慮なくご自由に大塚先生の「活きた知恵」を多くの方にお届け下さい。
原発の現場でご活動されていらっしゃる皆様、放射能汚染のご心配をされていらっしゃる皆様、そしてそのご家族の皆様にこの情報が届くことを祈念してやみません。
以下、大塚先生より頂戴いたしましたコメントです。
<以下転載>
福島原発の現場で、私の友人の友人が所長で、断固逃げないで、命がけで立ち向かっていることを知り、たとえ、こういう情報が伝わったとしても、時間がないから、玄米むすびを握っている時間はないでしょうに、よく噛めといったって、不眠不休で食欲もなく、体も疲れている、そういう中で、みんなが集まって、ふーふーいいながら食べられて、からだもあたたまって、疲れた体でも消化吸収がスムーズなもので、体をガードできるもの...「こういう状況の場合、すばやく対処するには何が一番いいのか?」あれこれいろいろ考えておりましたら、ほうら!あるじゃないですか!あれが!さっそくブログに補足して書いておきました。
そう!玄米ねぎ味噌雑炊!
(味噌は豆味噌、具はわかめ、昆布、かぼちゃ、だいこんなど)
これならいくらでも具は加えられるし、手間かからないし、あつあつをみんなで食べれば、からだもおなかも心もあたたまり、笑顔も生まれようというもの。
仮に放射能が強くなっても、すぐに子供たちにもあたためて、「即座に」食べさせられる!なんだ!まるでインフルエンザ対策と同じじゃないか!ありがたいことだね!日本の先人の知恵は!さあ、ナガミツさん、ばらまきなさい、主婦から主婦へ!母から母へ!手っ取り早く効果抜群が期待できるのは、玄米ねぎ味噌雑炊で決まりでしょうね!
★放射能の被曝から、体質的に体を防御する
食べ物のまとめのキーワード:
自然醸造味噌、自然塩、ごま塩、玄米、玄米おむすび、味噌汁(具は、わかめ、かぼちゃなど)、わかめ、昆布、塩昆布など。 緊急時には、手っ取り早く「玄米ねぎ味噌雑炊」(具は、わかめ、昆布、かぼちゃ、大根など)をとるのも、体が芯からあたたまり、体が疲労していても消化吸収しやすいので、これもおすすめです。血液を守るために、白砂糖・甘いものはとらない。アルコール類もとらないこと。これを徹底して実行すること。
2005年8月16に書いたブログに急に寄せられたコメントに対して答えた中から参考になりそうなところをお伝えします。
補足情報-1
この記事は、2005年8月に書いたもので、今の状況に対して書いたものではありません。リライトして、今の状況に対して書いたものが、2011年3月15日にアップしてありますので、それも参考にしてみてください。
ほんとうは、いろいろとつけ加えて補足したいことがたくさんあるのですが、それは個体差や個々の体質のちがいもあり、書いてもかえって混乱するだけと思い、あえて書いていません。
あくまで記事をヒントに、自分で、体質を強化することで身を守る知恵を磨いていってほしいと思います。
私は、歴史上のある事実を伝えただけで、狂信的な玄米主義者でもなければ、やたら塩をとれという盲信家でもありません。
すべてにタイミングがあります。
また、微妙なさじ加減があります。
ですが、すべては言及できません。
ただ生体防御に絡めた体質的な強化を考えるにあたって、大きな2つの鍵があります。
1つは、「血液」を中心とした「体液環境」を守ること。
2つめは、「自律神経系」の調整と強化です。
これにより生体の防御システムは、おそらく最大限に発揮されることが期待できます。
補足情報-2 情報の伝え方
あるコメントに対しての回答(1)です。
(ある方のコメント)
先ほど、友人よりメールが在りました。
今回福島原発の消火放水に関わって、作業してくださった方々が友人の知り合いであります。
今、彼らは頭痛と吐き気の症状が出ているそうです。会見で泣いていらしたのは、そのことだったのかと思いました。
消防庁の古式サイトには、感謝のメールを送らせて頂きましたが、この秋月さんの記事もお送りしようかと思います。
この原発に関わって下さる隊員の方々、若い方よりも年配の方々が志願していらっしゃるとのこと。
(私の回答)
(1)ご心配ですね。ただ、消防庁のような公的な機関に、直接メールで伝えるのではなく、あくまで個人的にご友人に伝えるほうが、現場で生かしやすいと思います。
というのは、公的機関というものは、上からの厳しいルールがありますから、そこの場から何か新しい考えが紹介されたとしても、いろいろと立場上、実行しにくいものがあると思います。公的機関に情報を入れても、デマとか流言としてしか、とらえてくれないと思います。
伝えるとしたら、あくまで個人レベルからにしてください。そのほうが、ただのおにぎりや、味噌汁なのですから、体を温め、体力をつけるために皆で食べたいなどといえば、許可がおりやすいものです。
厳しい状況なのですから、情報の伝達には頭を使い、慎重になることです。そうでないと、せっかくのいのちづなになるかもしれない情報が、握りつぶされてしまう可能性だってありますからね。
とにかく頭を使い、慎重に伝達することが大切だと思います。
Posted by 大塚晃志郎 at 2011年03月21日 04:31
補足情報-3 症状が出たときの対処法
(2)それから、これは、あくまで私の私見ですが、すでに吐き気や頭痛が出ている人は、体力の消耗と食欲が落ちていると思いますので、まずは、本物の吉野葛でつくった「くず湯」を飲ませ、吐き気を緩和します。
それから「玄米がゆ」あたりから段階的にはじめるほうがいいと思います。食欲がもどれば、ごま塩や自然塩をつかってにぎった「玄米おにぎり」と、「わかめの味噌汁」でいいと思います。
時間がないですから、工夫して、スピーディーに、「玄米味噌雑炊」という「みそおじや」でとれば、多くの人が食べやすく、体も温まりますし、消化吸収も速く、何か今の状況にうまく活用できるような気がしています。
本物の吉野葛をつかったくず湯
玄米がゆ
玄米ねぎ味噌雑炊
是非、試してもらってほしいと思います。
もし、玄米が手に入らない場合は、五分づき米でも、白米でも、それなりに応急的に使えるかもしれません。とにかく、ためしてみることです。
いいですか、あくまで個人レベルでのみ、慎重に情報を伝えることです。
あせって、おおっぴらに公的機関に伝えないことです。
公的な機関にいきなり伝えると誤解されたり、情報を握りつぶされてしまうる恐れがありますからね。
たかが食べ物のことですから、上手に伝え、生かせば、現場の皆さんの手っ取り早い腹ごしらえとして、採用される可能性だって、あるんじゃないでしょうか?
とにかく重要な伝言は、頭を使い、慎重に行ってくださいね。
ご友人のご無事を心から祈っております。
<以上、ブログコメント欄より転載>
【3/26追記 補足情報】
大塚先生の記事のコメント欄に、ピースさんが次の情報をご提供下さいました。
大塚先生のおっしゃる味噌の裏づけになると思いますので、こちらにそのコメントを転載させていただきます。
以下、ピースさんのコメントです。
<以下転載>
雑誌名:味噌の科学と技術 第37巻第7号
(1989年7月)
タイトル:放射線障害と味噌の生体への影響
(218頁~228頁)
2.雑誌名:味噌の科学と技術 第39巻第3号
(1991年3月)
タイトル:味噌は本当に放射線障害に効果あるか
(71頁~84頁)
広島大学原爆放射能医学研究所で行われた実験により、
マウスを使って実験して味噌の中にある成分が放射能物質を体外に排出する作用があることを実証しました。
その実験とは、マウスを4つのグループに分けます。
1.みそ餌(10%の乾燥赤みそ)
2.醤油餌(10%の醤油)
3.食塩(同濃度1%くらい)
4.普通の餌
を与えます。その上で 放射能の影響は小腸粘膜幹細胞の障 害(生存率)で調べます。
実験では6~14グレイ(放射線の単位)のX線を全身に照射3日後の小腸粘膜幹細胞生存率を調べます。
実際にマウスの腸粘膜を見ると、みそ餌 醤油餌 を予め与えておいたマウスでは放射線照射後も傷んだはずの粘膜細胞の再生が認められるのです。
味噌餌を与えたマウスの生存率が高いことがわかりました。
更にマウスに直接ラジオアイソトープ(放射性同位元素)を投与する実験では、味噌餌のマウスのほうが、より多くラジオアイソトープを体外に排泄し、筋肉中の 残量も少なかったことから、味噌には放射性物質から身体を守る作用があることが確認されたのでした。
放射能が心配な、みなさん味噌をとってください。
また、この情報をより多くの人に伝えてください。
<以上転載>
貴重な情報をご提供下さいましたピースさん、本当にありがとうございます。
また、こうした情報交換の場を与えていただきました大塚先生にも心より御礼申し上げます。
皆様、この素晴らしい情報を、どうぞ大切な方に広めていってくださいね。
末筆となりますが、貴重な情報やコメントを頂きました大塚先生に、この場をお借りして改めて心より御礼申し上げます。
大塚晃志郎先生、本当にありがとうございました。
本日もお読み頂きありがとうございます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております