|
全て
| 車検・整備・販売
| ミミにゃん
| 政治・行政
| 【鉄】
| レガシィー!
| 焼酎・居酒屋
| ハードボイルド週間
| エトセトラ・・・
| 株式情報
| 新規事業
| 販売車輌
| FZR:ZZR バイク
| おっさんの会
| レシピ
| 地熱発電
テーマ:政治について(20208)
カテゴリ:政治・行政
一昨日は、久しぶりに日本の首都、東京の空気を吸いました。
今回は、緊急でクルマの引取りでしたので、残念ながら とんぼ返りでした。 少し時間に余裕があれば、永田町近辺で一杯飲んで帰るところ ですが、JRや私鉄を使い、東北自動車道から外環道、そして 首都高を通った時の感想を書きます。 以前は横浜の会社の寮に住み蒲田まで毎日通勤してました。 午前7時すぎに羽田に到着し、8時少し前に京浜急行で品川まで 移動しました。 わたしがいた当時と違い、現在の京急線は高架化が進み、危険に 思えた電車が快適になっていたことは驚きでした。 まだ時間が早かったせいか、当時より電車は混んでなく、比較的 ストレスがなかったですね。 ただ品川で降りた際には、いちばん乗客が多い時間帯でした。(汗) 数十階建てのビルに吸い込まれる人・人・人・・・ 大東京が始動する瞬間です。 東京駅から一瞬にして、京浜東北線は様相が変わります。 乗降客が極端に少なくなること、そして北上するにつれ、「都心」 とは違う街の様子になるのです。 横浜在住時代にも、秋葉原や御徒町、そして上野へ行ったことは ありませんでしたが、多分あの当時と変わってないでしょう。 どこか、昭和のまま止まった印象を抱きました。 更に上野から北上を続けると、古い家屋が軒を連ねてました。 築40年を超えるような建造物が続いてます。 ニュージーランドと同規模の地震が起こればどうなるんだろう? 阪神大震災どころの被害では済まないことが、容易に想像できます。 さいたま市で車両を引取り、東北道、外環道、首都高経由で高井戸から 中央高速に乗りました。 首都高の真ん中から中央道に入ると、渋滞が予想されていましたが、 このルートでも大渋滞でした。 都心へのトラックの流入が渋滞の原因なんですが、それだけ物流が 集中するってことは、それほど巨大なマーケットがることの裏返し なんですよね。 しかし更に裏返すと、やはり天変地異が発生した際に、首都機能は 大丈夫なんだろうか? リスクマネージメント並びにリスクヘッジは考えているのだろうか? 疑問に思いました。 建造物の耐震化などのハード的な対策は、この都心と呼ばれる、人の 住めない集積地には有効に機能していることと思います。 新建築基準法に準拠していない場合は、耐震性の向上など、法制化 されているでしょうから、なんら問題はないと思います。 しかし、その震災というのは、「ハード」が人の生活や生命を破壊する ものであり、これだけの人間が集中していれば、例えば電車の転覆や その首都周辺地域の建物の崩壊、ライフラインの寸断などにより、 多くの人たちに被害が及ぶのではないかと、容易に想像できました。 現状のまま、なんら対策がなされず、効率一辺倒でいんだろうか? ひとつ緩和策はあると思ってます。 皇居を京都御所へ移すことです。 そうすれば、秋篠宮家をはじめ、宮家全体が京都へ移ることになり、 万が一の天変地異のときには、その広大な敷地が救護施設として 使用できることになります。 「ハード」だけではなく「ソフト」の問題が、天変地異の本質なんです。 そこに住んでいる人たちが主役なわけです。 その主役を中心にして考えると、古い住宅や公営団地での被害の大きさが 気になりました。 今般政府は、遷都に関する予算を廃止することとしました。 数十年に渡り、東北地方だ近畿圏だなどと論議され、大きな予算を使って 調査を行い、地方では誘致合戦が白熱しましたが、結局はムダに 終わったようです。 最初から本気でなかったのかどうかはわかりませんが、わが国日本は リスクへの対策が解ってないように感じます。 建造物に対する被害は、再建すればいいだけです。 神戸の復興が物語ってます。 帰りの阪神高速から見る、神戸の煌びやかな光景は、すべてでは ないにしろ、十数年かかり震災以前より発展しているかのように 見えました。 しかし、震災で大きな被害を蒙るのは人間なんですよね。 まだ多くの人が身内や愛する人を失い、心にキズを負っています。 そんな人たちを少しでも減らすことがリスクマネージメントなんです。 豊洲への魚市場の移転や、ベイサイドの大型開発もいいのですが、 最悪の天変地異に備える対策はどれくらいのものなのだろうか? 古い下町を電車の窓から見ていると、居た堪れない気持ちになりました。 国力を象徴するかのように建ち並ぶ、都心の高層建造物。 その影に息を潜める、古い住宅密集地。 日本の機能が集中する大東京の構図。 破滅へのカウントダウンは止められない。。。 そう感じるのは、わたしだけであろうか? 防衛とともに大切な論点であると思うのだが。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.27 15:57:01
[政治・行政] カテゴリの最新記事
|
|