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テーマ:政治について(20207)
カテゴリ:政治・行政
しばらくすると、5月の足音が聞こえる時期になりました。
昨日は晴天に恵まれ、25度を超える九州福岡でしたが、 先ほどから大雨に見舞われてます。 今日一日、雨模様ですし、明日はグッと気温が下がるようです。 バイク乗りは、天候に左右されます。 ここ数日は、またクルマ通勤に戻る予定です。 昨日のニュースで、福岡市は今年の少雨で、節水に努めるよう 要請しています。 県内の政令指定都市の北九州市は、産業革命(明治中期)の 時期に製鉄所を数ヶ所作りました。 筑豊炭田が近く、港湾整備とダムの整備が進みました。 現代に於いては、使用した水も循環型になりましたので、以前の ようにダムに頼ることがなくなり、昨年から緊急の際には福岡市へ 水を供給する水路(福北導水)が完成しました。 更に、数ヶ月に渡り給水制限を体験した福岡市は、街の中心部の ビルには「中水道」を設置する条例をかなり以前に作りました。 これは、トイレなど非飲料水関係は、下水道の処理水を使うものです。 それでも今年の少雨は、水不足を予感させるほど、データ的にも 降水が少ないようです。 これから農業での水の使用が増えますから、特に危機感を持って いるようです。 140万人の福岡市ですが、周辺を含めると200万人を超える 大きな都市です。 しかし大きな河川が存在せず、水道水の確保は人口が増えるたびに アタマの痛い問題です。 九州新幹線が全線開通し、更に飛躍を遂げた福岡市です。 JR博多シティーなど、これまでの福岡市内のデパートにはない、 国際的にも通用する商業施設であると感じました。 福岡県の人口も500万人をずっと超えた状況です。 しかし、九州の他県の人口は減っている状況で、東京ほど大きくは ありませんが、一極集中が続いています。 「国土の均衡ある発展」 田中角栄元首相のスローガンです。 折角のインフラが、一極集中を助長する皮肉な現状を憂慮してます。 橋下知事など、関西の各自治体が「関西広域連合」を創造し、すでに 各県で行政効率の一元化や分担が始まってます。 「道州制」の先行トライアルですね。 まだ未知数で、奈良県は賛同してない状況ですが、推移を見守ってます。 九州も「九州は1つ」のスローガンに、各県の首長が「道州制」に 前向きなのですが、関西ほど具体的なアクションは行なってません。 水不足は、一極集中の歪であるし、その一極集中は交通インフラの 充実からくる歪であります。 これを修正するには、民間の努力のみならず、国家や自治体の枠組みを 変えなければ成し得ないことです。 東日本の震災により、更に財政の悪化が懸念されるこの時期、わたしが いつも提案しているように、「グランドデザイン」を創造すべき 瀬戸際に置かれている状況ではないかと感じるこの頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.27 10:38:37
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