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テーマ:ささやかな幸せ(6742)
カテゴリ:春
子どもたちと甘い香りを楽しんで サークルタイム
マキの報告4 March 26th 『シロップ』 何とか数枚 パンケーキが焼きあがって、すぐに食べ始める子どもがいるだろう、と思っていましたら、誰も食べないのです。においにつられてやってきた子どもたち。「いつ食べるの?」と1人の子。「食べたい?」と尋ねると、食べたいという子どもが数人いたので準備に取り掛かりました。 作るテーブルと食べるテーブルをそれとなく分けておいたつもりだったのですが、子供たちには そうは映らなかったようで、1人が「まだ外にテーブルがあったから持ってこよう!」と言い出したのでみんなでテーブルを取りに行きました。テーブルは1つしかありませんでしたがそこにいた全員でそれを部屋に運んできました。 どこからかイスを持ってきてそのテーブルをくるりと一周囲みました。「おやつができましたよ」と1人の子が 絵本と絵のコーナーにかけていきました。しかし直ぐには来てくれなかったので、戻ってきて テーブルに用意されたプレートとパンケーキを見て再度声をかけていました。 「おやつはみんなそろってたべるんですか?」と聞きいてきました。 そして戻ってきて食べ始めている子の後ろに立ったのです。席は空いているのですが、全員分の席はありません。「食べないの?」と訊ねると、「じゅんばんだから」と答えがかえってきました。 「パパはね さきにたべるんだよ ママがねあかちゃんのおせわをしないといけないから」 「だからさきにたべるんだよ」「パパとママはね じゅんばんなんだよ」とそれが『順番』の理由だそうです。 遅れて1人の子がやってきたのですが、みんなが食べているのを見て青のプレートとフォークを手にしました。席は空いているのだから食べて良いんだよ、と思っても私は何も言わずに待ってみることに。どうしようという表情。私は待つのが辛くなったのですが、とうとう、私のところに寄って来て 小さな声で一言。「ぼくも食べる」 「召し上がれ」と私。 ですが焼きあがったパンケーキは私の手元に無いのでそばに居た子に聞きました。その子のプレートには半分に切ってあるパンケーキが乗っていて、それをさらに半分に切って青のプレートに乗せてくれました。とってもちっちゃなパンケーキ。 にっこりして 空いた席につきました。 テーブルではシロップが回っていました。自分で好きなだけシロップをかけています。 そおっとかける子 大胆にかける子 青のプレートの子はパンケーキからこぼれるほど たっぷりかけて みんなに「わ~っ」と言われちゃって。 『にっこり』 シロップをズズズッと飲んじゃって。 また「わ~っ」 にっこり♪ まだなみなみ残ったシロップの上に お代わりを乗せて 美味しそうにぱくぱく。 順番を待っていた子は 違うテーブルに腰掛けて パンケーキの上にイチゴを四つ飾ってたべていました。
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