カテゴリ:小ネタ
"More Trees"を主催する坂本龍一 ■坂本龍一からのメッセージ(YouTube) 地球温暖化防止&森林再生について教授が語る(葉っぱの前で)! ■RADIO SAKAMOTO J-Waveサイトより。教授の近況はココでチェキ♪ ちょっと前の話になるが、 “あの教授こと坂本龍一氏の NYにある自宅兼スタジオに招待され取材してきたばっかり”という 音楽ライターの方と食事する機会があった。 ぢつは筆者は無類の教授ファンである。 中学生の頃からの教祖と言っても過言ではない! 食事しながらも、 「その眼に教授が映ったんかい、その口が教授と喋ったんかい!!」 ・・・と、心の中で大興奮。 そのライターの方の話によると、 教授は日本-NY間のフライトでは ▲◎×□(=エアライン名)しか使わないそうである。 そうだったんっすか?!龍一っちゃん!!! ■ 【坂本龍一氏談】 『NYではレストランで水道水を頼むのが流行っている』 その音楽ライター氏がインタビューしたところによると、 (「世界のSAKAMOTOは今何を考えているのか?」みたいな企画だったらしい) 教授曰く、『NYではレストランで水道水を頼むのが流行っている』とのこと。 いわゆるLOHASネタなのであるが、 水道水(Tap Water)なら勝手に川を流れて蛇口をひねれば出てくる、 わざわざCO2を排出しまくって遠い所から運んできた Bottled Waterを注文するなんてイケてない! ・・・ちゅ~のが、ニューヨーカー的にはECOでトレンディーなのだそう。 この辺の話は昨年末くらいから、教授がパブリックに喋っているようなので 興味のある人は下記リンクを参照されたし: ■ソトコト(2007年12月号) ■京都議定書記念シンポジウム(2007年12月1日)加藤登紀子女史との対談 昔、ダウンタウン vs 坂本龍一氏の企画で(多分“ガキの使い”だったと思う)、 浜ちゃんがフランスの山奥にevian(エビアン)を汲みに行く ・・・という罰ゲームがあったが、 わざわざ遠い国から水を長距離輸送すると、 必然的に多量のCO2を排出してしまう。 年に何度もNY・東京間を往復する教授は、 飛行機での移動以外の場面では 極力CO2を出さないよう心掛けているとのこと。 言わば「ひとり京都議定書」的 Carbon Off-Set(カーボンオフセット)を実践なさっているのである♪ 【カーボンオフセット】 「カーボン」は炭素、「オフセット」は「相殺する」の意味。 地球温暖化防止のため、企業や個人が排出した二酸化炭素(CO2)を、 別の場所での排出量削減などによって埋め合わせようという考え方のこと。 相殺によって実質的な排出量がゼロになった状態を 「カーボンニュートラル」という。 <「日経トレンディ・トレンドキーワード」より抜粋> 教授の水道水ネタは、 いわゆるフードマイレージに着目したエコの話。 【フードマイレージ】 食べ物が運ばれてきた距離のこと。 出来るだけ近場で採れた物を食べてCO2削減!・・・みたいな文脈で頻出。 ■フードマイレージ・キャンペーン めちゃめちゃCoolなフードマイレージのサイト(お勧め)♪ 「大地宅配」という自然食材の宅配会社がやっているらしい。 日本は食べ物の輸入量が多い為、 他国に較べ群を抜いてフードマイレージが高いそう。 この辺りの話は「環境goo」に詳しいので興味のある人はチェキ♪ ■【トラック輸送 → 鉄道貨物輸送】 エコレールマークって何よ? とは言うものの、 蛇口からポンジュースが出るのは愛媛県ぐらい。 我々は消費生活において遠くから輸送されて来たものを 購入せざるを得ないのである。 だったらCO2排出の少ない 環境に優しい交通手段を使ったものを購入しましょうというのが 次に語るModal Shift(モーダルシフト)の話。 【モーダルシフト】 輸送手段を変更するという意味合いの言葉であるが、 交通に関連する環境保全対策の分野では、 より環境負荷の小さい手段に切替える対策を総称してこのように呼んでいる。 運輸部門の二酸化炭素発生量の大半は自動車によるため、 狭義には二酸化炭素発生量の削減を目的とした、 トラックによる貨物輸送から、 鉄道や船舶に転換することをさすこともある。 <「EICネット」環境用語集より抜粋> そこで登場したのが、 地球が電車を抱きしめているイラストがキュートなエコレールマーク。 フレンドリーでスマイリーな印象であるが、 このマークのバックに付いているのは何とお堅い国土交通省鉄道局。 エコレールマークのサイトによると、 鉄道は、自家用トラックの約1/50、営業用トラックの約1/7と 環境負荷の少ない輸送モードとのこと。 よって、トラック輸送から鉄道貨物輸送へのモーダルシフトを推奨中。 このエコレールマーク、まだ認知度は低いものの、 実は2006年5月からスタートしている。 ちなみに第1回エコレールマーク認定商品は ハウス食品の「六甲のおいしい水(2000ml)」。 キリンビバレッジ「生茶」もエコレールマーク商品 私がエコレールマークの存在を知ったのは、 JR中央線で見たアサヒ飲料「十六茶」の車内広告。 “この商品はエコレールマーク取得で環境に優しい”みたいなことが 広告の一部として書いてあって、何だろうと思ったのがきっかけ (なお、全くの余談であるが、 韓国には「十七茶」というバッタ物が存在する)。 「買物する」行為って、結構その人自身が現れるもの。 我ら消費者は、商品そのものが必要で買っているのはモチロンだけど、 その商品の背景・ストーリーも含めて商品選択をしているわけで。 その商品が“どういう輸送手段で運ばれてきたか”なんて私達には分からないから、 こうやってエコレールマークで教えてくれることで、 買物しながらも環境負荷減に貢献してるって分かることは、何かいいと思う。 やっぱ売りっぱなしの「銭でっせ!」な企業より、 地球環境のことも考えてる企業にお金を落としたいと思うのは筆者だけだろうか・・・。
■ <全くの余談> 航空業界 vs JR JR東海Presents「新幹線でEco出張」 しかし、「鉄道!鉄道!」と、 図らずもJRを持ち上げ過ぎたブログ記事を書いてしまった。 エコレールマークについては、“対トラック輸送”ではあるものの、 東京-大阪間の出張と言えば、 「JR vs 日系航空会社」の構図は業界では常識。 空港への利便性+搭乗前に必要な時間等を考えると、 「大阪までなら絶対新幹線!」と言うビジネスマンは私の周りにも多い。 おまけに「新幹線でEco出張」なるJR東海のキャンペーンまでも・・・。 全く生意気だ!陸の上しか移動できないクセに!(←逆ギレ?) 辛うじて夏場の甲子園の取材に関しては、 激安のスカイマーク(神戸行)が便利・・・との口コミが スポーツ記者の間ではあるらしいが(片道1万円前後で出している) あのエアラインもパイロット不足で運休続出とか、最近イケてないし。 これからリニアモーターカーでも運転開始されたら、 大阪以西の出張でも、日系航空会社は選ばれなくなるかもしれない。 品川に出来るらしいリニアモーターカー駅から 名古屋セントレアまで1時間40分位らしいから、 出来ればそこまで海外出張旅客の皆さんを運んで頂いて JR&航空業界の共存共栄を図りたいものである♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 11, 2008 06:04:21 PM
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