テーマ:たわごと(26899)
カテゴリ:小ネタ
ポロシャツ&ジャンパー姿のCA 4月1日、ついに本当になった スカイマークの制服廃止。 噂ではコックピットクルーの制服は残るという話だったのに、 機長&副操縦士も黒ポロシャツ&黒ジャンパーに。 スカイマークはいわゆる航空規制緩和で設立された 新規参入エアライン群のひとつ。 同じくカジュアル路線(?)の制服と言えば、 やはり新規参入組Air Doこと 北海道国際航空の制服第1号が、 花畑牧場で牛の乳でも搾ってそうな 石ちゃん的オーバーオールだった前例が・・・。 しかしながら、こちらは乗客に不評で 即スーツ系制服に変更・・・という経緯も。 どうなる!?スカイマークのポロシャツCA。 ------------------------------------------------------------- ■客室乗務員がポロシャツ姿でお出迎え - スカイマークが制服を廃止 スカイマークは1日、パイロット、客室乗務員、地上社員の制服を廃止した。同社は、新たに支給したポロシャツ(半袖)及びジャンバーを私服の上に着用することで、さらなる経費削減を目指し、乗客に還元していくとのこと。制服廃止は、海外の航空会社では同様の例があるが、国内の航空会社では初の取り組みとなる。 パイロットのポロシャツとジャンパーは黒で、帽子も新たに支給。客室乗務員と地上社員のポロシャツとジャンパーは濃紺で、同じデザインとなっている。パイロット用の黒ジャンパーの背中には白色で社名が、客室乗務員と地上社員の濃紺ジャンパーの背中には、同社のテーマカラーでもある、ややオレンジがかった黄色で社名を入れた。航空法に乗務員の服装に関する規定はないが、国土交通省は「緊急脱出時などに乗客と区別がつくよう、分かりやすい衣服を着用することが必要」としていることから、ポロシャツの胸元には白抜で社名を入れ、一目で乗客との区別がつくよう配慮したとのこと。 制服廃止となった初日は、ポロシャツに従来の制服(スカート)を合わせる客室乗務員が多く見られた。これは、従来の制服が紺色であることから、濃紺のポロシャツと合わせやすかったのと「フライト先から戻る乗務員もいるので、本日も引き続きスカートを着用したのでは」(同社)とのこと。ポロシャツと合わせる私服について特に決まりはなく「良識の範囲内で、勤務に支障をきたさない服装でお願いしている」(同社)。なお、これまで客室乗務員が身につけていた黄色のスカーフは、制服廃止となった後も本人の希望で着用可、となっている。 <マイコミジャーナル・2009年4月1日の記事より> ------------------------------------------------------------- ■<2004年就任>IT業界出身・西久保社長の経営術と新発想 スーツ系制服を廃止し、新たにポロシャツ&ジャンパー支給という “柔らかアタマな発想”は、航空業界の既存概念に縛られない IT業界出身・西久保社長ならではの経費削減術。 1996年設立と、その歴史は僅か12年の若い会社スカイマーク。 当然在籍CAの平均年齢もヤングな訳で、 このような年令のバラつきが少ないエアラインでは、 「1期違えば・・・」的CA間の過剰な上下関係も生まれやすい。 事情通によると、西久保社長就任後、 “出発前ブリーフィングにおける先輩CAによる後輩CAへの Emergency(非常事態)関係の質問攻めはパワハラに当たる”・・・と 後輩CAを吊るし上げるが如し“悪しき伝統”は廃止されたという話。 こういう良いこと(だと私は思う)も実現している西久保社長であるが、 ワンマン経営についていけない・・・との声があるのもまた事実。 ポロシャツ&ジャンパー支給の経営上の利点は、 制服代、クリーニング代の削減。 また更衣室を廃止出来るので家賃も削減 ・・・みたいな話も聞いたことがあるが、 ポロシャツに着替えるには更衣室って必要な気も・・・。 以前はこんなにパリっとしてたのに・・・。 あと、興味深いのはCAの美容基準。 髪の毛はシニヨンにしないといけないのか? 靴はスニーカーでもいいのか?・・・等。 上記ニュース記事によると、特に規定はなく “良識の範囲で”ということであるが、 「好きにしてくれていいよ」と言われると 人は自由という名の不自由に苦しむものである。 ましてや“先輩CAの(厳しい)目”もかなり意識するだろうから 今は周りの様子見・・・というのが本当の所だろう。 いっそのこと超カジュアルに 「デニムのミニスカ」と合わせればいいんじゃないか? ・・・とも思ったが、 “非常事態にはドアを開放し乗客誘導”という CA最大のDUTYを考えると、 やっぱパンツが見えそうな格好はNGな訳で。 在籍CAがこれからどんな着こなしを見せてくれるのか 大注目である♪ ■<日本初>ポロシャツCAの問題点とは? [1]セキュリティー上の問題 ものごっつ正論で答えると、 模倣しやすい制服の問題点はズバリ“セキュリティー”。 もちろんIDのチェックは厳しく行われているものの、 怪しい人間が「ぽい」ポロシャツを着て 空港施設内に紛れ込まないかやや心配。 以前、某エアラインがモデルを使った撮影終了後 制服1着を紛失・・・という事件以来、 今や制服管理の徹底はCAの常識。 いくら胸元にロゴがあるとは言え、 ユニクロで売ってそうなポロシャツではやや不安が残る。 [2]乗客に対する印象の問題 飲み物サービス等一切行わないらしい スカイマークのCAとは言え、 手荷物収納、電子機器使用制限等の“ご案内”は MUSTで行うべきこと。 “ご案内”と言いつつ こうした安全上の乗客への“指示”を 威厳をもって行えるのか? ポロシャツ姿のCAの言うことを乗客は聞いてくれるのか? パリっとしたスーツ姿のCAによる指示と ポロシャツ姿のCAによる指示と・・・。 これら2者への乗客の反応の違いは、 社会学的にも興味深いものがある。 [3]CA側の気持ちの問題 やはりパリっとした制服を着ると、 気持ちもパリっとするものである。 筆者など普段はサブカル丸出しな“その辺のオネエチャン”であるが、 こう見えて制服着用時は豹変♪ 世間の抱くCAの姿を演じる(ある意味)女優である。 制服着用とプロ意識のつながりは 個人的には深いと思うので、 カジュアルなポロシャツ姿 → 何となくユルイ接客態度 ・・・にならないかちと心配。 [4]新たなCA雇用の問題 契約制CA導入後、 年収・勤務スケジュール等いくら改悪されても CAへの憧憬が消えないのは 「あの制服が着たい!」という 女子特有の願望が大きな理由のひとつ。 エアライン就職戦線においては、 業界の最高峰・日系大手2社がダメなら 外資系 or 新規参入日系エアライン or グランドスタッフ、 それでもダメならJR新幹線のパーサー(っていうの?) ・・・的なヒエラルキーが確立されてきた。 ・・・やっぱポロシャツが制服だと、 新卒女子、振り向かないんじゃないのか? 人材確保上問題があれば、ポロシャツCA廃止もあり得るかも。 いや、それでも他社への「踏み台」として 入社する女子はいるのかもしれないが・・・。 福助 フクスケ × 蛯原友里 × TBS「王様のブランチ」 × ANA コラボストッキング f-ing エフ... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 9, 2009 02:39:08 PM
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