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・・・で、11月3本目の映画「沈まぬ太陽」@新宿ピカデリー。 全く今月はおすぎ並みのハイペースで映画を観ている。 どうしたんだ?私。 劇場に入るやいなや、 客席最後列を陣取る年金生活者と思われる年配グループに すわ(今話題の)某航空会社OBか!? ・・・と思うも真実は不明(聞けないし)。 気付けば観客の年齢層高し。 ポップコーン等食べ物持ち込み率低し。 ・・・にしてもこの映画、長っ! 尺(しゃく)、実に3時間22分。 長帳場な為、途中Intermission(インターミッション)と呼ばれる 10分間の休憩時間を含む。 内容もいろいろな意味で重い。 特に後半、政治家頻出&事情を知らないと分かりにくい モデルとなった航空会社の不正の暴露etc.、 娯楽映画と呼ぶには重過ぎる内容の数々に 「こんなの観て非エアライン関係者は理解できるのか?」と思ったが 皆さん山崎豊子の原作を読み込んでらっしゃるのか 特に寝たりする人もいなかった模様。 キャストについては、 今やハリウッド俳優・渡辺謙の演技力は申し分なかったし、 山崎豊子原作ドラマならではの豪華俳優陣が◎ (不幸を演じさせたら天下一品、木村多江とか=アル中未亡人役)。 ・・・が、渡辺謙の仇役・三浦友和、 いまや山口百恵の夫なる肩書きも超えて “洋服の青山”キャラがチラついて落ち着かなかったのは私だけか? ・・・てか、松雪泰子と三浦友和のキスシーンとか必要か? あとスッチーは愛人との情事の際、制服でホテルに来て わざわざまた制服着て去っていったりしないぞ!・・・と軽く突っ込み (あと飛行機が飛び立つシーンのCGがかなり稚拙なのも気になった)。 しかしなぁ、角川映画、いくら 「この映画はフィクションで実在する登場人物・団体とは無関係です」と 上映後、長~いテロップの最後に断りいれても、 ドラマの舞台は“国民航空(NAL)”、 大事故を引き起こした便名は“123便・大阪行き” NALの社章は鶴丸の代わりに丸にサクラ・・・。 “あの(今話題の)航空会社”を連想するなと言う方が無理な話である。 例のエアラインは当時、「沈まぬ太陽」連載中の 週刊新潮の機内搭載を中止していたし、 各方面からいろいろな圧力があったであろう中、 よく劇場公開まで漕ぎ着けたものである。 ・・・その辺の苦労が、「初日舞台挨拶」での渡辺謙の涙なのであろう。 この映画の内容については、 ギョーカイ関係者としてコメントは多々あれど、 若干ピーッ!って感じで危ないので現段階では封印、 軽めのタッチのブログ記事としてUPしておく。 ・・・てか、この重~く難しい映画を観て 一般の人はどんな感想を持つのだろう・・・と興味津々だった私。 10分間休憩中のオバサン達のコメント@女子トイレによると 「渡辺謙って足長いねぇ」 「戦後のサラリーマンの話だね」 ・・・であった(浅っ!)。 ■<ダイアナ湯川> 休憩中のバイオリン演奏は御巣鷹山事故の遺族だった! ところで3時間22分という長~い映画の 10分間の休憩中に流れるバイオリンのインストルメンタル曲が あの御巣鷹山事故の遺族によるものなのはご存知だろうか? 現在ロンドンで活動中のダイアナ湯川(1985年9月生)。 日本人である父親が飛行機事故で亡くなった1ヶ月後、 イギリス人の母親から生まれたとのこと。 この映画制作の噂を聞きつけ、 彼女の方から角川映画宛に手紙を送ってきて、 「祈り(永遠の記憶)」という楽曲での参加が実現したとのこと。 「初日舞台レーポート」 (2009年10月18日東京TOHOシネマズ・スカラ座)で 渡辺謙に紹介されるダイアナ湯川の写真等が紹介されているので 興味のある人はクリック♪ 映画『沈まぬ太陽』オリジナル・サウンドトラック ●全曲試聴可♪ 【送料無料】ダイアナ湯川/バタフライ・エフェクト 【CD】 ●全曲試聴可♪(HMV楽天市場店より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 26, 2009 11:56:32 PM
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