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2010.02.07
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カテゴリ:読書
 浄土か地獄か。

 今日、死後の世界を思いながら生きる人はどのくらいいるのだろう?

 平安時代から鎌倉時代にかけての人々は身分の高い人も低い人も死後の自分の心配をしてい

 た。

 「できれば浄土へ行きたい。」と。

 
親鸞(上)
親鸞(下)

 中日新聞で連載されていた「親鸞」をまとめて読みました。

 面白くて(下)は必死で隙間時間をみつけては読み進め、

 3時間で読み終えました。

 生真面目すぎるんじゃないですか?範宴(のちの親鸞)と思いましたが、

 それだけのまっすぐな想いがあるってすごいな!と読み進めるうちに感じました。
 
 激動の時代と言われる昨今ですが、この時代の人たちが今の日本をみたら「浄土だ。」

 と思うのではないのでしょうか。

 戦はなく、寒さ暑さをしのげ、めったに飢えることもない。

 時代を行き来できたら面白いのに!

 う~ん!

 やっぱり恐いかも!
 
 タイムマシンは要りません。
 
 飢えや戦はなくとも、自殺者の絶えない現代。

 いつだって不満、悩みは絶えない。

 
 私は死後どこへ行くのだろう。

 今はまだ浄土へはいけないと思う。

 これから与えられた時間にどれだけ浄土に近づけるような生活をするか。

 今、心の中で描いている夢を実現して、

 目標の三毒追放
 ・愚痴を言わない。

 ・ねたまない。

 ・怒らない。


 を実現できたときにはもう少し近づけるかなと思います。

 三毒追放は今すぐできることなのになかなか難しいですが、コツコツ努力していきたい。

 
 怒りやねたみや愚痴は一瞬でその場を嫌な空気に変えてしまう!
 いくら正当化して自分の正しさを押し付けても、みっともなさは伝わってくる。

 その状態に気づかないことが一番恥ずかしいこと。

 気をつけたいです。

 
 

 できれば行きたい浄土。

 
    





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Last updated  2010.02.07 17:47:15
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