カテゴリ:読書
↑積み木夢中な息子(1歳半の頃) 和久洋三さんは童具デザイナーです。 童具とは和久さんが考えた玩具のことです。 和久さんは子供と玩具についてずっと研究され続けています。 妊娠中、散歩の途中で偶然みつけた木の玩具がメインのおもちゃやさんで、 和久さんの書いた「子供の玩具の選び方」という冊子に出会いました。 その冊子を読んで童具に惹かれ、いつか積み木を用意するときには 童具館のものにしよう!と決めていました。 1歳になる前に同じ大きさの正方形と長方形の2種類の立方体が入った 積み木セットを購入しました。 たった2種類なのに、工夫次第で色んなものが作れるから驚きです。 これでいつも作っていたのは、8割がショベルカー・トラック・くるくるダンプ ブルドーザー・ホイールローダーなどの乗り物です。 そしてワニやカバなどの動物も時々作りました。 遊びが広がるのは基尺が揃っていて、面取りがしていないからです。 安定しているので、小さな子でも自分で高く積み上げることができます。 そして2歳を迎えたので、先日円柱や三角柱なども入ったセットを買い足しました。 「これでロードローラーも作れるね~。」と盛り上がっています。
「子供の目が輝くとき」は私が読んだ育児書の中で、今のところナンバー1です。 何度も読みかえしています。 「じつは人間はみんなハンディキャップを抱えて生きているような気がします。 高慢な人間も、卑屈な人間も、利己主義者も、権力の亡者も、みんな心のハンディ を背負っているのだと思います。」 という本の中の一文にとても救われました。 「哀しいことに幼稚園や保育園で、知恵遅れの子が在籍することを反対する保護者が いまだにいることをよく耳にします。 子どもたちがこの子たちから学びとることの大きさは計り知れぬものがあるのに、 ただただ活動がスムーズにいかないことを懸念するのです。」 という一文には共感しました。 知的障害者と過ごすことで学びとることは、とても沢山あります。 そして沢山のことを与えてもらえます。 お子さんがいるかただけでなく、多くの方に読んで頂きたい1冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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