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テーマ:試写会で観た映画の感想(680)
カテゴリ:洋画(は行)
原題: O' HORTEN 監督・脚本 : ベント・ハーメル 出演 : ボード・オーヴェ 、 ギタ・ナービュ 、 エスペン・ションバルグ 、 ヘンニー・モーアン 、 ビョルン・フロベリー 試写会場 : 駐日ノルウェー王国大使館 公式サイトはこちら。 (2月21日公開) 2008年度アカデミー賞 外国語映画賞 ノルウェー代表作品 2008年カンヌ国際映画祭 ある視点部門出品 パルム・ドッグ賞 特別賞(犬のモリー) <Story> オスロに住むホルテン(ボード・オーヴェ)は鉄道の運転士。 規則正しい生活を心がける彼の生活も今週末で定年を迎える。 いよいよ退職前夜、同僚が送別会を開いて勤続を表彰してくれるが、彼は翌朝の勤務に備えて早く帰ろうとする。 だが、誘われて二次会へ。 タバコを買いに出かけて戻ると、マンションに入れなくなってしまった。 工事用の足場を伝って他人の部屋に侵入するも、そこで眠りこけてしまい、 翌日運転するはずの列車に遅れてしまう…。 ホルテンさんのはじめての冒険 - goo 映画 <感想> 何と何と、ノルウェー大使館での試写会だなんて!! まさかまさか当選するとは夢にも思わず・・・ f^^; 1月30日だから行けなくても全然いいし、どうせまたハズレだし、と思いながら出すと、 時々こんなこともあるのですね。 主催者のSALUSの方によりますと、今回、申し込みは2,000通だったとか。 そして当選は40組80名。 単純に考えて、50倍を突破しての鑑賞になります。 先日の『誰も守ってくれない』のシネコン試写、これが8倍だったそうでして、 それもすごいと思いましたが、これにはビックリ。 これだけみなさん出してるんじゃ、他に出してもいつも当たらない訳ですよね。 今回はたまたま偶然。
でも、こんなことでもなければ、 恐らく一生、足を踏み入れることはない場所ではあると思い、 主人に、「ど~~~しても、行きたいっ」と、お願いしました。 天然はこの日は塾の壮行会ですので、 まあ、夜に家に居てやりたい気持ちはあったのですが。。。 1日、いてもいなくても、変わりはないから。 許可をもらって、行けることになりました。
いつも広尾での試写会って、珍しい場所が多いのです。 こんなところや、 こんなところでも、試写会がありました。 この映画、ノルウェー大使館が後援ですので、 その関係でここで試写会が実現したのだと思います。 大いに期待し、そして楽しませていただきました。 1つ前の日記で、大使館のレポしてますので、よろしければ。 映画ですが、 テンポが、ゆっくり、まったり、です。 『かもめ食堂』を思い出してしまいました。 同行した方が、このジャンルの映画にお詳しい方でしたのでいろいろ伺いましたが、 『愛おしき隣人』に似ている、と。。。 (→ これは未見) 北欧のテンポというか、あの国々は流れが似ているのでしょうか。 日本と比べて人がせかせかしない、殺伐としていない印象です。
ゆっくりとしたストーリー展開ですし、音楽もこれまたちょうどいい環境系で、 眠りを誘発することもあるようなのですが(笑)、 その中に時折、大笑いのギャグが盛り込まれて、 場を和ませます。 登場人物が概ね年配の方、というところも、 この映画のテーマに何気に沿っていると感じました。 人々の間に、一貫して流れる温かい目線は、 今の日本にも必要なのではないでしょうか。 遅すぎることはない。今からでも間に合うよ、 年を取ったからこそ得ていける自信や、力強さを失わない人達の姿がありました。 鉄道好きな方にとっては、たまらないそうです・・・ と、 ノルウェー大使館広報の方よりお言葉がありましたが、 まさにそんな感じ。 劇中の運転士仲間たちの会話も面白いし、 ベルゲン急行の真っ赤なフォルムも素敵だし。 そして、犬のモリーが! かわいい!! 「パルム・ドッグ賞」取ってますからね。。。 笑 映画と同じようにゆったりとしたワンちゃんでした。 ノルウェー大使館ですが、毎月1回、「ノルウェー映画鑑賞会」(無料)を実施しています。 次回は、2月17日(火)19:00~ です。 ノルウェー映画を、英語の字幕で上映します。 希望者は事前に申し込めばOK。 日本語の字幕はないそうなのですが、英語字幕にチャレンジしたい方などには、 おすすめです。 大使館にも入れますしね。 ご興味がおありでしたらぜひ^^
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