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テーマ:映画館で観た映画(8567)
カテゴリ:邦画(は行・ま行)
監督・脚本 : 北川悦吏子 出演 : 北乃きい 、 岡田将生 、 溝端淳平 、 仲里依紗 、 成宮寛貴 、 白石美帆 、 大沢たかお 鑑賞劇場 : ヒューマントラストシネマ渋谷 公式サイトはこちら。 <Story> 近づいただけで倒れそうなくらい大好きな片思いの相手シュウ(岡田将生)に、ある日突然「つきあってください」と告白され舞い上がるヒロ(北乃きい)。 2人は北海道の同じ高校に通う受験を控えた3年生だ。 楽しい日々が続く中でシュウにはどうしても言い出せないことがあった。 それは早稲田大学進学を目指していること。 地元の大学志望のヒロはその事実を知ると、 「東京に行くつもりなのに、なぜコクったの? 無責任だよ」 と責めるのだった。 ハルフウェイ - goo 映画 <日記&感想> 今日は夜に試写があったので、その前にどっかで1本観たいなと 思っていたのですが、 運悪く(苦笑) 長男がお休み。 彼は学校行事で明日から旅行に行くので、準備のためのお休みの日だってさ。 実質これが修学旅行のようなもの。 自分で荷造りせいよ! って何回も言ってるんですけどねぇ。。。 だけどなかなかやんないんだなこれが。 だから何となく口で指示して(詰めてなんかやらないw)いるうちに、 家出るの遅くなっちまっただyo。。。 おかげで1時台の上映の作品には間に合わず。 他にも観たいのがたくさんあったんですが、時間が合いそうなこれにしました。 北乃きいちゃん結構好きなんです。 監督も北川悦吏子さんっていうことで話題でした。 プロデュースが岩井俊二・小林武史(音楽も)ということで、一体どうなるのかというのもありまして。 行ってみると。。。 ちょうど、「高校の放課後」って雰囲気の館内でした(笑 高校生だらけ・・・ 当たり前かw 3人揃うと割引もあるからね。 私なんてカンペキ親世代ですよ(笑 あーまたやっちゃったかな、みたいな感じで鑑賞に入ります(笑 これ、一言で言うならば、「普通の高校生の恋愛」を描いた作品。 台本もアドリブがほとんどなだけに、素のまんまの高校生の会話とか生活感があふれています。 だからよくある学園もののわざとらしさがないのはよいこと。 題材も本当にシンプルな恋バナ系。 「若いなー」ってこちらは思うんですよね。 そのシュウとヒロ。 ヒロはまっすぐな女子高生。 「私を見て!」一辺倒じゃなくて、そこを一歩引いてあげることで彼が一回り男になってくれるんじゃない?? って、親目線ではついついおせっかいにも思うのです(笑 それでも彼女は何とか自分の気持ちに折り合いをつけていこうとします。 対するシュウ。 矛盾してるってわかってるのに、やっぱ男子なんですね。後先考えないのはみんな同じ。 ヒロの気持ちに応えたい優しさもあるけどやっぱり男は夢でしょ? 無邪気な2人のシーン、可愛いなって思えます。 白石美帆と大沢たかおはもちろんのこと(?)なのでそんなに思いませんでしたが、 成宮くんまでもが「アドバイザー」的な年齢になってしまってるんだぁ・・・ っていうのは軽くショック(苦笑 ですけど成宮くんも立派におにいさん目線ができてました。 そして今回ピックアップしたいのは大沢たかおのセリフ。 ああ、それ、いいこと言ってるじゃん! とうなずくこと多し。 やっぱり経験してきた人の言うことっていいもんです(笑 そう、どこまで行っても男と女はわかり合うことは難しい。 こちらがしたいと思うことは相手には理解不能だったりする。そこから押したり引いたり駆け引きがあって初めてお互いを知っていく。 それが若いと、待てなかったり引けなかったりするものだから。 小樽が舞台ということで、一貫して景色が美しく、 そしてそれに合う音楽もよかったです。 いかにも岩井・小林っぽいなーと思う場面も多数。 そしてテレビで活躍した北川監督らしいラスト、なのかなあ。 だけどもうちょっと、持って行き方で、何かがあってもよかったような気もする。 館内の高校生軍団からも「えーっ!?」って声が上がってましたから。 年代的に違和感あったり、少女マンガっぽい世界が苦手な方はこの映画キツいかも。
今日の評価 : ★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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