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テーマ:映画館で観た映画(8570)
カテゴリ:邦画(か行・さ行)
監督 : 中村義洋 原作 : 海堂尊 出演 : 竹内結子 、 阿部寛 、 堺雅人 、 羽田美智子 、 山本太郎 、 高嶋政伸 、 貫地谷しほり 、 尾美としのり 、 中林大樹 、 林泰文 、 佐野史郎 、 玉山鉄二 、 野際陽子 、 平泉成 、 國村隼 公式サイトはこちら。 <Story> 東城大学付属病院の窓際医師・田口(竹内結子)は、 「チーム・バチスタ事件」を解決した功績で院内の倫理委員会長になってしまっていた。 そんな彼女の元に、“ジェネラル・ルージュ”と呼ばれる救命救急の速水センター長(堺雅人)と医療メーカーの癒着を告発する文書が届く。 それと時を同じくして告発された医療メーカーの支店長が院内で自殺。 田口は院長(國村隼)の命で院内を密かに探ることになる。 そこに骨折した厚生労働省の役人・白鳥(阿部寛)が運ばれてきて……。 ジェネラル・ルージュの凱旋 - goo 映画 <感想> レビューがたっぷり溜まっているんですが、 なかなか書けないので。。。 汗 去年観た『チーム・バチスタ』が、一体何が言いたかったのか全然分かんなかったんで、 これ正直一歩引いてたんですよねえ。。。 また地雷だったらやだなーと。 ですけど今回は堺さんですってー!? まずそれに惹かれたのと(笑)、友人も勧めてくれたので、 それじゃあとちょっと観てみました。 ちなみに原作は未読。 今回は主役は完全に堺さんって感じがしました。 1人だけ、カッコよすぎ。。。 いい男すぎました(笑 これだけカンペキに演じられてしまうと、 結子さんもちょっと出る幕ないくらい?? もともと登場人物が多いような感じがしていますので、 おまけのように出てきた冬彦さんとか玉鉄とかって・・・笑
今回は、現代の医療が抱える問題がかなり盛り込まれています。 医師不足、メンタルケア、トリアージ、ドクターヘリ、医局と業者の癒着など。 あんまり書くとネタばれになっちゃうんで書けないのですが、 私たちが日頃から、「こうであってくれたら」と思うことが、 この映画には、理想形で盛り込まれています。 主に最近問題になっている、救急医療の貧困さに対して、 どうしたら解決できるだろうという部分の、1つの回答を出しています。 それはある意味、覇道であり、 医師としての「型」を壊していかないと実現しない。 速水は「1つでも多くの命が救われるのなら」と、それを承知で取り組みます。 採算を取るために、多くの患者が苦渋を味わっているという現実に対して、 痛烈に皮肉ったものと言えるでしょう。 私たちが支払った高い医療費は適切に使われてもらいたいものだし、 それは患者にとって、最も有効でなくてはいけないはず。 そういう身近な問題を、この映画が思い起こさせているのは、 十分にその役目を果たしていると言えるでしょう。 そんなシリアスな側面に厚みを持たせつつも、 笑いはしっかりと取ってます。 そう言えば昔からチュッパチャップスってありましたけど、 あれって1つ食べちゃうとしばらく口の中が 「チュッパチャップスオンリー」になっちゃうので、 結構、困ったものでした(笑 1本がお高いのも、子どもにはキビしく・・・。 今ならもう、大人買いしても全然大丈夫なんですけどねw
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