天然の入学式でした。
今にも泣きだしそうな空の下。
だけど満開の桜で。
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受験した4校はすべて合格をいただきました。
ですが、私たちは話し合って、彼を第1志望校には進ませない選択をしました。
悩みに悩んで。
いろいろご意見あると思います。
自分でも、それは親じゃないんじゃないかって思ったことすらありました。
ですが、本当に究極の選択であって。
受からないと思っていたところに受かってしまったので、想定外の出来事。
本人も軽い気持ちで受けたので、全く心の準備ができていませんでした。
ですが、既に中学生の長男を見ていて思うこともいろいろあって、
天然は必ずしも、長男と同じにする必要もないのではないかと。
そういうこともあるし、
そして、今回進学することになった学校の伝統と教育方針に、
親としては大いに期待したいところもあり、
何回も何回も話し合った結果、
第1志望校とはお別れすることになりました。
同じ親から生まれた子どもですが、
人生は別。
運命も別。
いつの日か、この選択の意味を、
彼がわかってくれる日がくれば、それでいい。
そう思っています。
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「この学校の桜が咲いたのは、3月22日でした。
皆さんの入学までには散ってしまいますね・・・ と話していたのですが、
今日、こうして、皆さんを、
満開の桜が迎えてくれています。
みなさんにとって、これから先の3年間は、
きっといいものになると思います。
ご入学おめでとうございます。」
幼さを残す、若き花、花。
いずれ大きく咲かせんかと、
花曇りの日に、希う。