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テーマ:試写会で観た映画の感想(680)
カテゴリ:邦画(か行・さ行)
監督・脚本 : 香月秀之 脚本 : 松尾朝子 主題歌 : 東方神起 出演 : 溝端淳平 、 木南晴夏 、 五十嵐隼士 、 大森絢音 、 DAIGO 、 藤原竜也 、 本田博太郎 、 宮崎美子 、 隆大介 、 高嶋政宏 、 高島礼子 試写会場 : ヤクルトホール 公式サイトはこちら。 <Story> 高知県出身の寺本新平(溝端淳平)は、プロを目指して東京でカメラマンのアシスタントとして奮闘していた。 ある日、5年ぶりに高知に帰った新平のもとに、かつての恋人・香織(木南晴夏)が「一緒によさこい祭りに出て欲しい」と訪ねて来た。 難病に侵された7歳の妹・さくら(大森絢音)の夢を叶えるために、かつてのチーム「いちむじん」を再結成してよさこい祭りに出たいと言うのだ。 新平たちはかつてのチーム「いちむじん」を再結成し、よさこいの練習を始めるが…。 [ 2010年9月11日公開 ] 君が踊る、夏 - goo 映画 <感想> お友達から、お仕事で行けなくなってしまったので。。。 という試写を譲っていただきました。 そうじゃなければ絶対に観なかったかなあと思うジャンルではあります。 阿波踊りは関東でもお祭りをしているところが多いせいか、割となじみはあるのですが、 この映画の背景となったよさこい祭り。 これ、初めて見ました。 社団法人高知市観光協会のよさこい祭りのサイトはこちら。 阿波踊りに対抗して作られたお祭りだそうです。 フロートがあって(地方車(じかたしゃ)って言うそうです)、そこに音楽チームがいて、その後に踊り子さんが続いて、という形は、 横浜の、「ザよこはまパレード」(国際仮装行列)にも似ています。 一見伝統ある雰囲気のように見えますが、実はすごく自由に作られているような感じもしますね。 音楽も好きなように作っていいようですし。 そして衣装がすごく凝ってる。 振り付けも可愛いし、ダンスという雰囲気です。 夏らしいお祭りですね。 本作は、私が苦手とする「難病もの」か。。。 と思っていました。 あと苦手なのは「ペットもの」「子どももの」。 どれも、本題とは別に、その設定の特殊さで観客を引こうという目論見が見えがちな作品が、ままあるからです。 本作ですが、観賞し終わると、必ずしもその要素を前面に出していた訳ではないのだなということが分かる。 さらっとだけ入れてます。 (これでもか、これでもかと出す映画も多いのでね。。。) あくまでも、新平と香織、新平とさくらのエピソードを中心に置いていたのがよかったように思います。 お話としては、その生き方もあるか・・・ というのが何となくわかる部分はありますが、それをうまくカバーしていたのが木南晴夏ちゃんの魅力のような気がします。 彼女は『20世紀少年』シリーズで観て、存在感がある女優さんだなと思ってました。 彼女のいろいろな表情がここで観ることができるので、ファンならたぶん満足できる作品なんじゃないかなと。 よさこいのメイクをした晴夏ちゃんすごく綺麗! さくらちゃんもかわいい。 大事なもののための行動力と、そして自分の想いとの狭間で揺れる女の子を好演していました。 溝端くんは今回初めてでしたが、今勢いがあるんでしょうね。 先日乗った電車の中に彼のコンサートの広告がありましたし。 彼と五十嵐隼士くんとの絡みのシーンもやっぱり何となく気になりますし。 あとはDAIGOさんなんかはお約束って分かってても笑ってたりします。 そして今回この映画で印象的だったのは高島礼子さん。 着物着て高知の女を演じてるっていうのはあまりにも彼女にとってハマってました(笑) 若手を引き締める役割もしていたり。 隆大介さん、久しぶりにスクリーンで観賞しましたが、いい感じのお父さん役でした。 みんなベテランになって若手が世代交代。。。 っていうのかな? それにしても本作の公開が9月11日というのは何とももったいない。 よさこい本番が8月10日前後ということですので、ここに合わせて公開すればいいのに。 (9月公開にしては一般試写が早すぎるような感じもするのですけど) よさこい本番、夏本番という雰囲気が全体にわたってありますので、公開が9月ですとどうなんでしょうか。 それでも夏の雰囲気は残っているとは思うのですが。。。
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