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テーマ:今日見た舞台(964)
カテゴリ:「私の本棚」・TV・演劇
思いがけず、チケットが手に入ることになり、 行って参りました。 日本語タイトルとしては、「イン・ザ・ハイツ」じゃなくて、 「インザハイツ」って一気につなげて書いていいみたい。 ミュージカル「インザハイツ」日本公演 公式サイトはこちら。 「インザハイツ」とは Wapedia Image162 posted by (C)rose_chocolat ほぼノーインフォメーションで行ったんですが、これ2008年のトニー賞、 2009年グラミー賞と、華々しい受賞歴を持つ作品。 マンハッタンにある、中南米系移民が住む「ワシントンハイツ」が舞台。 そこで繰り広げられる日常を描く。 近年、中南米系の人たちの現状を描く映画の日本公開は多くなってきていて、 今年だけでも数本観てる。 『ルドandクルシ』とか、『闇の列車、光の旅』 などですね。 そして先日、Matt Bianco のライブにも行ったこともあり・・・ サルサ、サンバなど、ラテン系音楽も今ヘビロテで聞いているだけあって、 そこにこのミュージカル。 自分的には、ラテンな夏になっちゃった感じです。 映画と違ってミュージカルなので、常に動きで見せないといけない部分はあり、 そして中南米系の英語なので字幕は追いたい。。。 席が前方だったこともあり、両脇ギリギリに設置された液晶字幕と、 舞台とを見比べていると、眼が疲れてきてしまって、 途中睡魔が・・・。 歌はどれも主張もテーマもあってよかったのですが、もう内容が追い切れなくて。 せめて字幕が、舞台の中に収まるように設置してもらえたらと思うんですけどね。 展開としては、決して平坦ではない中南米系の移民の日常を、 それぞれのケースで、歌とダンスで表現しながら舞台にしていったという感じです。 そこに恋愛だとか、家族というものを横糸に織り込む。 いろいろなキャストが出てきましたが、私が印象に残ったのは、 Vanessa(ヴァネッサ)役の、 Lexi Lawson(レキシー・ローソン)でした。 舞台で、ひと際映えるんですよ。 彼女。 「ダンスを見ていると、みんながキミを欲しくなる!」 というセリフそのものの役を、 彼女自身が消化して演じてたという印象。 ぴったりでした。 全体的には、彼らの出身国、例えばドミニカ、キューバ、プエルトリコなど、 ラテン民族の地を誇りに思うこと、 そして今彼らがいるNYで、厳しいながらも根を張って生きていこうとする 決意ですね。 これからの試練にも立ち向かっていこうとするもの。 それがある。 ラテン系キャストが多いので、アメリカやヨーロッパの俳優さんたちと比べて ボリューミーな感じ。 なのでダンスも迫力ありました。 フォーラムC自体も見やすかったこともあり、この雰囲気を楽しめました。 トニー賞の迫力ですよね。 ミュージカルですので、常に人物の動きが要求される部分があって、 そのため、個人個人の想いというのは歌詞に託されてしまっているせいか、 さらーっと流れていってしまった感じはありました。 セリフなどでも補完されるのでわかることはわかるのですが、 映画とは違って、深いところまでは見れないのは仕方がないのかな。。。。? ・・・・ と思ったら! これ、映画版ができるらしいですね。 今年制作に入るそうです。 監督は何と、『THIS IS IT』の、ケニー・オルテガ。 『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』も大好きなので、これも大いに期待できそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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