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テーマ:映画館で観た映画(8513)
カテゴリ:洋画(は行)
原題: OSCAR ET LA DAME ROSE/OSCAR AND THE LADY IN PINK 監督・脚本 : エリック=エマニュエル・シュミット 音楽 : ミシェル・ルグラン 出演 : ミシェル・ラロック 、 アミール 、 アミラ・カサール 、 ミレーヌ・ドモンジョ 、 マックス・フォン・シドー 鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ 公式サイトはこちら。 <Story> わずか10歳で余命宣告をされた少年オスカー(アミール)。 医師はおろか両親までもが彼に気を遣い、真実を語ろうとしない中、病院内で偶然出会ったデリバリーピザの女主人ローズ(ミシェル・ラロック)だけは、口は悪いが唯一正直に彼に接してくれる大人だった。 オスカーたっての希望で、病院側とピザの宅配を条件に12日間、毎日彼の元を訪れる約束をするローズ。 だが、12日間が自分に残された時間と察し落ち込む少年に、ローズは1日を10年間と考え日々を過ごすこと、また毎日神様に宛て手紙を書くよう勧める。 初めての恋、結婚、試練、最愛の妻との別離…その日からオスカーの毎日は、病院を舞台に目まぐるしく展開していく。 そして彼と過ごした日々は、過去に囚われていたローズの頑なな心をも溶かしていくのだった。 100歳の少年と12通の手紙 - goo 映画 <感想> 日比谷ついでにこの日はもう1本鑑賞。 病気ものと動物ものは苦手な私にとって、予告でもしかしたらこれは合わないかなと 思っていたのですが、やっぱり的中してしまいました。 オスカーくんが、『エアベンダー』の彼にどうしても似ているようで・・・ 笑 それはまあいいとしても、いたずらが多いせいか、 病人としてはすごく元気なように見えたんですよね。 「12日間で一生を生きる」ことも、励ますローズの存在も素敵だったのですが、 どうも今一つこの話の世界に入りきれませんでした。 何ででしょうね。。。? と考えたのですが、 恐らく、「死ぬ」ということがあまりリアルな感じがしなかったからかもしれないかなと。 最後に、医師と看護師が取った行動もちょっとよくわからなくて・・・。 いくら愛情表現は希薄だったとしても、ご両親なのだから、 彼らの想いも尊重してあげて欲しかったです。 子どもが難病にかかって、闘病するということ自体が切ないだけに、 いろいろなものでオブラートで包んで、少しでも観る側にその辛さを軽減してほしいようにも感じました。 その1つが「色づかい」。 この監督の作品は初めてなのですが、色にこだわる方なのでしょうか。 「ローズ」という役名からもわかるように、彼女の服はとてもポップで可愛らしく、 ピザ屋や小物ともコラボしていたのが素敵。 雪景色に原色はとても映えます。 あとは、ブルーの女の子なども。 原色がかえって哀しみを際立たせているようにも思いました。 今日の評価 ; ★★☆ 2.5/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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