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テーマ:映画館で観た映画(8511)
カテゴリ:洋画(あ行)
原題: BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID 監督 : ジョージ・ロイ・ヒル 出演 : ポール・ニューマン 、 ロバート・レッドフォード 、 キャサリン・ロス TOHOシネマズ午前十時の映画祭『明日に向って撃て!』ページはこちら。 <Story> 1890年代の西部。 家畜泥棒と銀行強盗が稼業の2人組のガンマン、ブッチ・キャシディ(ポール・ニューマン)とサンダンス・キッド(ロバート・レッドフォード)は、同じ盗人仲間のハーベイ・ローガンらの誘いにのって、列車強盗を試み、大金をせしめた。 この後ブッチは、銀、錫などの鉱山資源の豊富なボリビアへ行って荒稼ぎしようと、サンダンスを誘う。 そしてスペイン語のできるサンダンスのガール・フレンド、女教師のエッタ(キャサリン・ロス)も交えて、彼らはボリビアへ向かう。 が、ボリビアはブッチの想像とは異なり大変な貧乏国で、2人はたちまち銀行強盗に戻る…。 明日に向って撃て!?-?goo?映画 <感想> 先週の『スティング』で、ポール・ニューマン&ロバート・レッドフォードの コンビに結構参ってしまった私(笑) 2週連続ですので当然これも鑑賞です。 そして当然ですが、ここでも ロバート・レッドフォード=ブラピとしか認識できなかったわ(笑) 似過ぎてる・・・ 苦手な西部劇なのでどうかなあ・・・って思ったんだけど、 ただ単にバンバカ撃ち合うだけじゃない。 運命に流されていくしかない破天荒さ、己を律することができないいい加減さと、 それによって生じるほろ苦い後悔、 そして姿の見えない強力な追跡者に追われる緊張感。 いろいろな要素が盛り込まれているにも関わらず、話全体がスッキリしている。 そして、この名場面。 この曲はここから来ているんでしょうかね。 雨なんて一滴も降っていない、燦々と降り注ぐ太陽の下、 無邪気に振る舞うブッチとエッタ。 この後、追い詰められて逃げ場を失っていくとも知らずに、 束の間の時間を楽しむ姿が、その後の展開を観た後だとより一層幻に感じる。 明日をも知れない身の上だというのに、とても呑気な策略を繰り出すブッチ。 風の向くまま気の向くままがうまくいっている間はいいけど、 どこかで糸がほつれた時、運命が崩壊に向かう瞬間というものが あるんだな・・・ と。 サンダンスは本当に子どものように生きている。 その銃の腕だけを頼りにして。 そんな2人が、ぶっきらぼうに見えても互いをかばい合っていく姿は 同情ができないはずなのに、何故か心惹かれるものがありました。 今日の評価 : ★★★★★ 5/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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