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今回は塗装です・・・なのですが、その前に問題発覚
最初から気づいていたのですが、それがそんな重大なこととは思ってなかった いったい何かというと。こちらです かなりやばいです 何のことかわかりますか 小さな穴がたくさん開いてるでしょ。これです 調べてみると、これ、キクイムシの仕業のようなんです。このキクイムシが厄介 シロアリのようなもので木を食ってボロボロにもろくしてしまうんです このチェストの傷みの原因はこいつだったんです・・・
ただ既に食い尽くしてキクイムシはいなくなってるようではあります もし残ってるようなら他の家具や柱に移ってたいへんなことになります。それはダメ なので一応、殺虫剤を使うことにしました。小さな穴に針状のノズルを刺しこんでシュッ さらに内外一面振り掛けてビニールで包んで壊滅作戦 たぶん、これで大丈夫でしょう さて、ここからやっと塗装のお話です ボクは、このチェストのアンティークな風合いが気にいったんですよね なので、それを維持するための塗装です。新たに色を塗るわけではないです。 いろいろと調べて、今回は2種類の塗料を使うことにしました
まずはウッドオイル。今回は和信ペイントの水性ウッドオイル・クリア オイルなのに水性。どういうことなのですが。深く考えないでいきましょう 水性塗料と同じように塗れば、水分の乾燥後、オイル分だけ残るらしいです。 なんせ40年以上前の家具なので、木材が乾燥して傷みやすくなってるんです。 なのでこのウッドオイルを裏表面にしっかりと塗りこんで潤いを与えてやりました 色はクリアでチェストの元の色合いを残します これを2回ほど繰り返し塗りまして。仕上げの塗料へ移ります 仕上げは同じく和信ペイントの水性ウレタンニス・つや消しクリア 乾くと硬い塗膜が出来て、表面を保護してくれます。ウッドオイルの上からも使用可 経年劣化のチェストには持って来いです。これを2度塗りしました つや消しクリアでピカピカした安っぽさのない、本来のいい風合いが残せました
あとは本体と扉などバラバラのパーツを組み立てるだけです それが一番大変なんですよね。ここまで適当に作ったツケが一挙に露呈・・・ 途中で諦めようかと思ったほどです かなり悪戦苦闘しました 次回はその組み立て編を報告します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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