ぽわ～わ～ん♪　菜々草で～す

今朝は雨が降ってうっとうしい。
遅めの起床で、アキも何も言わずに横で寝ている。
「アーヤン、起きようか？」と声を掛けるとムクっと顔を持ち上げ胡散臭そうにσ(^O^)の顔を見る。
「もう、何時だと思ってるん？」と言いたげな目だ。
「ほら、今日はお仕事休みだろ、雨も降っていることだし散歩行かれへんなあ･･･」と言い訳しながら服を着替える。
下へ降りようかとアキを抱きかかえ下へ降り、玄関の戸を開けてやる。
雨がシトシトと降っているのを見ると、くるりと踵を返し戻ってくる。
戸を開けたままσ(^O^)は顔を洗いに洗面所へ行く。
しばらくほおって置くと、しぶしぶ雨が掛からないように軒下を歩いて、用を足しに行った。
しばらくして、戻ってくるとソファに乗っかって、顔を洗っている私を待つ。

「アーヤン、ごはん食べよか？」と、母の部屋行くと、ナナが「おはようワンワン」とアキとスムーチだ。
年寄りの朝は早い。
ナナはお散歩を済ませてアキを起きてくるのを待っていた。
朝食を済ませると、後片付けもそこそこに「早く早く、散歩へ行こうよ」と急き立てるアキ。
雨が降っても、やっぱりσ(^O^)との散歩はうれしいもの、よろこんでころこんで、レインコートも気にならない。

あれだけ勢い良く出かけた散歩もうんｐもちっこもしてしばらくすると、のろのろと歩くようになる。
「どうしたん？　しんどくなったん？　帰ろうか？」
と言うと、目が輝いて「うん！」とばかりにくるりと方向転換。
現金なやっちゃでェ


7歳からの犬の本