カテゴリ:我が家のワンコ
アキは17歳と11ヵ月の老犬です。
このころになって心臓の病気が出てきました。 「憎帽弁閉鎖不全症」これが彼女の正式な病名 あれは… そう今年2009年5月の中頃でした。 急に咳き込むようになり、風邪でも引かしたのかなぁと楽観的に考えていました。 だんだん咳がひどくなり、くしゃみのようなクシュン、クシュン、かと思えば、ケッと喉の奥から絞り出すような咳が出るようになりました。 1週間ほど様子を見ていたけど、一向に良くならないので、獣医に行くことにしました。 5月27日 診察を待つ間も、クシュン、ケッとひっきりなしに咳をしているのを聞いた医師は、即座に、弁膜症と肺水腫を起こしていることを指摘された。 念のために、レントゲンを撮ってみるとやはり、肺に水がたまっているのと心臓が少し大きくなっていることがわかった。 心臓の薬、 フォルテコール 2.5mg(バニラ)1日1/2 利尿剤 ラシックス(20) 1日1/2 を処方してもらって帰って来た。 2週間後6月10日に再診に行く。 少し良くなっているということでまた2週間分の薬を処方してもらう。 咳をするようになってから、約1カ月になるころ、心臓発作が始まった。 6月21日 夜中の0時頃、キャンといつもと違う声を出したかと思うとドタッと倒れる音がした。 急いで抱きかかえ起こしたが、苦しそうに身体を反り返りキャンキャンと鳴きぐったり。 数秒だったか1分くらいか・・・漸く気を取り戻しつつあったが、また立て続けにキャンキャンと前足を突っ張らせてもがいてがっくりぐったり。 もう、だめかー死んじゃうのかなあと、初めての発作に私はどうしていいか分からず、アキの身体をなぜながらおろおろしていた。 しばらくしていると自分で身体を持ち上げ、腹ばいになり息は荒いが正常に戻りつつあった。 そうしてゆっくりと何事もなかったように元気になるのだった。 3日後、6月23日 お薬をもらいに行き、医師に発作のことを話すと、心臓から来る発作ではない、脳からかもしれないと言われた。脳に腫瘍ができていてそれが何らかの形で圧迫されて発作が出るのかもしれない。と。 この発作では死ぬことはないから・・・大丈夫だとも。 少し安心した。 後でわかったことだが、この発作は、やっぱり心臓から来ていた。 この日も、 心臓の薬、 フォルテコール 2.5mg(バニラ)1日1/2 利尿剤 ラシックス(20) 1日1/2 と ダイアップ座薬 2個 発作時、長引くようだったら使用するように 6月28日、2度目の発作。朝6時半、せきが止まらず苦しそうにゲホゲホしていたが、急に力なく前へつんのめりながら倒れこんでいった。 キューン、キューンと絞り出すような声で鳴き、前足を突っ張らせ頭を後ろへ引き、のけ反りながらやがて静かになった。 息はしていたので、安心したが、やっぱり慌てた。 しばらくは元気に発作もなく安定していたが、咳は相変わらず出ていた。 水を飲む量が増えていき、トイレも近くなっていった。 つねに水を切らさないように、いつでも新鮮な水を飲めるようにしてやっている。 7月22日 昨日からアキのおしっこが赤い。 血尿が出ているようだ。しかも頻繁におしっこに行きたがる。 病院に連れて行って診てもらう。 エコーをかけてもらったら、ただの膀胱炎で、腫瘍ではなくほっとした。 薬を処方してもらって帰る。 7月30日 シャンプーの最中に3度目の発作を起こす。 8月18日 シャンプーの最中に4度目の発作を起こす。 そして同じ日に5度目と6度目の発作、立て続けに3回も発作を起こし、さすがのアキも参ってしまっている。 食欲なし、横にもなれない。 立ったままの姿勢で、肩で息をしている。辛そう~に 再診に病院に行く。 安定剤の注射をしてもらい、いつものお薬を処方してもらって帰る。 サワドールという薬が増えた。 あまり効いていないようだ。 一晩中横になれず、座ったままの姿勢でハアハアと肩で息をしていた。 私も寝ずに彼女のそばで少しでも楽にならないかと気を使っていた。 明け方になって、ようやくうつらうつらと寝息を立て始める。 寝られるようになればしめたもの、少しは楽になるだろう。 そして少しづつ元気になっていった。 3日目には散歩にも出られるようになった。 9月1日。 7度目の発作。 今度もかなりしんどそう。 食欲もなく、咳がひどい。 だんだん弱っていくみたい。 おむつをして寝る。 9月2日 8度目の発作。夜中の1時15分だ。 私も休んでいた。 急に、ドタッ 倒れる音がした。 ビックリして飛び起きた。 キュイーンと鳴き意識を失う すぐに意識が戻るのだが、その後が苦しそうなのだ。 彼女が寝るまで、身体を撫ぜながら見守ってやる。 9月17日 9度目の発作。 午後のお散歩に行こうと玄関を出たところで例の発作である。 今度は、結構速いこと回復した。 散歩はせず家で待機。 あまり咳がひどいので、薬を変えてもらった。 心臓の薬、 フォルテコール 2.5mg(バニラ)1日1回 1/2 発作止め サワドール 1日2回 1/4 利尿剤 ルプラック4mg 1日1回 1/2 9月18日 10度目の発作 20時15分 心臓発作で倒れた。 呼吸をしていない。心臓も止まった。 ああ、もうだめか、このまま死んでしまうのかぁ~ この時ばかりは、覚悟を決めだらりとした身体を横たえ、もしかしたらと思い、心臓マッサージをしてみた。 5~6回、アキの心臓のあたりを押してみた。 するとどうでしょう。 心臓が動き出したのです。 息をするようになったのです。 感激でした。 よかったー思わずアキを抱きしめていました。 こんなことで死ぬような子ではないと思っていたから、うれしかったです。 こんなことがあってから、発作がぴたりと止まり、元気になっていきました。 1ヶ月ほど、咳も少なくなり、安定した日が続きました。 どんどん元気なっていくように見えました。 でもまた咳がひどくなってきました。 静かなのは寝ているときだけ、起きると咳が出て、苦しそうなんです。 なんとかしてー というような目で訴えてくるのがつらくなりました。 10月24日 再受診の日 どーしても、咳が止まらず苦しそうなんです。 医師に訴えました。 レントゲン写真を再び撮ってもらい、説明してもらうと、心臓が異常に膨れ上がっているのがわかりました。 肺水腫も少しあるようで、利尿剤は欠かせません。 咳止めの注射をしてもらい、薬を変えて様子を見ることになりました。 サワドールをやめて ペトメディン1.25mg 1日2回 1/2 1週間経ちましたが、一向に良くならず、ますます咳がひどくなるばかり。 10月30日、再受診に行きました。 もう一度、注射を打ってもらい、ブレドニゾロンP 1日1回 1個のお薬を処方。 中枢神経をマヒさせる注射、ということで、一時的に元気がなくなるよと言われた。 帰りの車の中で、もうその傾向が出てきました。 その日は食欲もなく、ただじっと寝ているだけでした。 おかげで、咳も落ち着き、少しは出るものの、以前ほど苦しくなさそうです。 4~5時間おきにトイレに行かなくてなりません。 家中で、トイレのしつけができなかったので、外へ連れ出さなければならないのが大変です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 11, 2009 11:46:52 PM
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