カテゴリ:お世話になってる人たち
友達の家に行った時のことなんですけど。
飯食ったりしたあとヒマなんで、「何か読む本ない?」って聞いたんです。 そしたら「ちょっとマニアックだけど月刊ガンでも見る?」って言うんですよ。 「月刊癌?あ、そんな本あるんだ?ちょっと見せてよ」 そいつって医療系の大学行ってる女の子なんだけど おれとしては (やっぱ医療にたずさわる人間だけあって難しい本読んで勉強してるんだなー) って感心するじゃないですか。 風邪引いた時看病しに来てくんないかな、とか 普段はバカだけどけっこうしっかりした女なんだなとか。 もう今度からお前のこと「このクサレマンコ!」って言うのやめるよ。 なんたって「月刊癌」ですからね。 癌の症例報告とか新薬の臨床実験とか、あるいは本人告知の是非であったり その家族の心のケアだったり。そんなことが毎月載ってんだろうなー。 そういえば日本人の死亡原因の3割は癌だとかテレビでやってたよな。 と思いながら本を受け取って見てみると・・・ スミス&ウェッソンとコルトパイソンNEWモデルの撃ちくらべ!44マグナムの競演! 平成版!GUN所持大作戦<銃刀法に関連して> 超高速度カメラが捕らえた決定的瞬間!ガバメントを撃つ 今月の一丁「ルガーP03」 ・・・ って、おいっ 月刊「癌」じゃなくて月刊「GUN」じゃねーか!! 人を救う側じゃなくて殺す側だろ、これ。 一瞬でもこいつを癌と薬の副作用による耐えがたい痛みや 迫りくる死の恐怖からひとりでも多くの患者を救おうとしている 天使のような女だと思った自分がバカだった。 なんだよ、「平成版!GUN所持大作戦」て。 ロシア人船員から買ったべレッタを 夜な夜な人里離れた山奥で試し打ちしてんのか、お前。 「げははは、死ね死ねー、ほらほら早く逃げないと当たっちゃうよー」(想像図) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お世話になってる人たち] カテゴリの最新記事
|
|