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2013年05月03日
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「さよならの悲しみは、時が癒してくれると言うけれど、
自分の子供を亡くした親の悲しみというのは、
決して癒えることはないのかも知れない。
その深い深い悲しみこそが、
逝ってしまった我が子へのまぎれもない愛なのだから。」

「執着をやめると・・・」
自分が本当にほしいもの、体験したいことを味わうためには、
その反対側のものを体験しなければ、
それを、それとして認識できないというこの世のパラドックス」

「さよならの悲しみは、時が癒してくれると言うけれど、
自分の子供を亡くした親の悲しみというのは、
決して癒えることはないのかも知れない。
その深い深い悲しみこそが、
逝ってしまった我が子へのまぎれもない愛なのだから。」

「私は、ある夏の日の夕方、泣きながらこの世に生まれた。
人はみな泣きながらこの世に生まれる。安全な子宮の海を船出して、
未知なる航海に出て行くことがどんなにこわくても、
ある日、新しい世界に旅立つことを決意して人は生まれてくる。

まるで、この世の痛みや苦しみを象徴するかのような、あの真っ暗で狭い産道。
その暗闇の道を潜り抜けて出てくることは、どんなにか不安でこわかったことだろう。

人は誰でもこの世界に生まれる時に産声をあげるけれど、
生きていく中で、自分の中から新しい自分が生まれる時も産声をあげる。

古い私が死に、
新しい私が生まれる時のあの耐え難いほどの恐怖と苦痛、胸が張り裂けそうな痛み。
私も、自分の内側を旅し始めたどこかの時点で、
確かにある日、魂の産声をあげたのだと思う。
でも、その日がいつだったのかはもうよくわからない。
とにかくその産声をあげた日から、
私は、「私とは誰か」「世界とは何か」
「私は何のために生まれたのか」という探求の道に歩みだしたのだ。」

「しかし、神さまは、非情にも、冷酷にも、
獅子の谷落としのようなことも平気でするのだ。
その人が、そのことを通して大切なことに“気づく”ために。
その人が本質に“目覚める”ために。
その人が真の意味で自立し、
自分の生まれてきた目的、役割、天命、使命を自覚し歩み出すために。」

「で、執着や抵抗をやめて、ぽーんと身を投げ出してみたら、
なんと、もう次のステージはしっかり用意されていたのだ。

人生には大いなる存在の意図と計画があること。
人は幾多の生を生きてきた永遠の生命であること。

人はこの世を生きるに値するそれぞれの魂の目的があることを、
体験的にじわじわと、しみじみと、ウルウルと実感していった道のりは

本当にかけがえのないプロセスだった。」





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最終更新日  2013年05月03日 23時57分41秒
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