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テーマ:DVD映画鑑賞(14203)
カテゴリ:新旧ごちゃ混ぜ映画評
変わった映画だけどわりと面白い。っと私の周りでプチ・ブームになっているこの映画。「とりあえず見れば」っとの友人のススメで見てみました~。
『エターナル・サンシャイン』 監督・原案:ミシェル・ゴンドリー 出演:ジム・キャリー/ケイト・ウィンスレット/イライジャ・ウッド キルスティン・ダンスト <ストーリー> ラクーナ医院は記憶消去の技術を開発した。つらい記憶、忘れたい過去などを脳から消してしまえる画期的な方法だ。 ジョエル(ジム・キャリー)は別れた彼女クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が自分の記憶を消去した事をラクーナ医院からの、「クレメンタインはあなたの記憶をすべて消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないように-」との手紙で知り、ショックでそれなら自分も・・っとラクーナ医院に訪れる。 そして一晩寝ている間に記憶を消してゆく作業が進められるのだが・・・ <感想> アカデミー脚本賞、が納得行く作りでした。 「脚本賞だなぁ」って感じ。 見ている途中では、医院のスタッフなんかにキルスティンまで使ってエピソード練りこむ必要ないんでない?主演二人に焦点しぼればいいのに。 なんて思ってたんですが、最後の方に展開して行くあたりでちゃんと前の付箋が生きてるというか、無駄に感じたところが必要な事柄に結びついてました。 ジム・キャリーもシリアスな役なのにちゃんとキャラクターを作れてて良かったと思います。ジム・キャリーってことに固執せず見れました。雰囲気でてた! 造りはややアーティスティックな系統なんですが、ケイトの髪の色などにも見られる解かりやすめのガイドラインなども用意されていて、時の流れが理解しやすかったです。 難しい脚本にキチッと始末をつけている、なかなかよい作品でした。 男女の心の機微なんかもしっかり表れていて、感動作ってわけじゃないけど面白い映画。これも好きな人は好きだという感じかな。 私はわりと好きです。 別れた人のことを、辛い思い出と幸せな思い出と共に消去してしまえるとしたら。 あなたは消し去りますか? 私はとりあえず、とっとくかなぁ。 皆さんどうでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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