カテゴリ:ねこ
スカビオサ サクが膀胱にカテーテルをつけてから3ヶ月 ついに恐れていた事が起きてしまいました 朝6時45分 仕事で家を出るまであと5分 いつものように出勤前に サクのオムツを長時間吸収タイプのものと交換しようとした時でした サクが急に動いてカテーテルが抜けてしまったのです! あっという間でした 最近サクは あまり動かなくなっていたため 油断していました 突然の緊急事態!! 早くカテーテルを入れないとサクの膀胱はオ○ッコがパンパンに溜まり 非常に危ない状態になってしまいます 一刻も早く病院に行かなければなりません でも急に仕事は休めない 当日の急な休みはよっぽどで無い限り許されません 飼い猫の病気が休む理由なんて前代未聞 ウソをつく勇気もない 職場は慢性的な人手不足の為 開店準備をする人が他にいなかったんです おまけにこの日はかかりつけの獣医さんがお休みの日 どこかカテーテルを入れられる 別の獣医さんを探さなければならない そんなことをしてたら時間がかかって職場に迷惑がかかってしまう どうしよう! もう頭はパニック 本当に焦りました しかし... 別な獣医さんを探すにしても 診察が始まるのはあと2時間後 それまでサクは我慢するしかない それならば職場に行ってやれるだけのことをやって来よう! ダメ元でチーフに事情を話してみよう! 車を走らせ職場に行き 開店準備を急いで終わらせ 惣菜のチーフに事情を話し カテーテルを入れてもらったらまた戻って来ることを約束し 惣菜部門のお寿司を握れる人に残りの仕事を代ってもらって なんとか家に戻ることが出来ました 今まで何度もカテーテルは外れました でも運良く夜間救急の時間帯だったり 別の獣医さんがすぐに見つかるタイミングでした どうか出勤する朝だけは外れないでくれ!!と いつもその不安でいっぱいでした 「それは カテーテルを入れてるニャンコのアルアルだよ」と 別の獣医さんに言われたこともあります カテーテルが取れるとサクはいつも ずっとずっと何十分もトイレから帰ってきません 出したくても出せないオ○ッコを出そうとして ずっと中腰でしゃがんでいるんです そして悲痛な鳴き声でなんとかしてくれと やぶ庭の所に来る... そんなサクの姿を見るのが一番辛かった 仕事中も車の中も もうサクのことで頭がいっぱい トイレでじっと座って待ってるサクのことを想像していたのですが ... 家に戻ると なんとサクは普通に寝床で横になっていました トイレに行きたいあのソワソワ感もまったくない ?? いつもと様子が違う この時のサクはお腹も下痢していたので カテーテル用のオムツの上から普通のオムツもしていました 汚れているだろうから とりあえずオムツを交換することに すると オムツがグッショリ濡れている?? ええ?? これってオ○ッコ?? 自力でオ○ッコが出た? でも 半信半疑 しかしその後のオムツ交換も毎回オ○ッコが出ている! なぜだかわかりませんが カテーテルがなくてもちゃんと自力で出せるようになったんです 本当に奇跡でした 涙が止まりませんでした 次の日 かかり付けの病院へ 本当ならカテーテルの交換の日でした 先生も驚いていて まさかと疑っていましたが 一時的かもしれないので 今回はカテーテルは入れずに様子を見る ということになりました しかし次の日も またその次の日も サクは自力でオ○ッコをしました 疑いは確信になりました 今思えば もしあの時 かかり付けの獣医さんにすぐに行ける状態だったら サクが自力でできることに気付かないまま また痛い思いをさせながらカテーテルを入れてしまっていたことでしょう 絶対仕事を休めない日の朝にカテーテルが抜けたうえに かかり付けの獣医さんがお休みという最悪な事態は 結果としてサクとやぶ庭を 3ヶ月悩ませたカテーテルから解放させてくれた 最高の事態だったわけです サクがつけていた最後のカテーテル しかしその後 サクの体の衰弱は 次第に加速して行きました 次回につづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.21 22:11:34
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