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May 27, 2004
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カテゴリ:子育て日記
今日は、先日ある会議に出席した際に来賓でいらしていた園長先生が話していた事を書きたいと思います。

実は、こちらの園長先生はちゃいむがよ~く知っている方。
ちゃいむは、卒園児なのです。
ちゃいむが幼稚園に通っている時、現在の園長先生のお母さんが園長先生でした。
その頃現在の園長先生は、若~い先先でした。(*^^*)


部分的に抜けているところもありますが、園長先生のお話を・・・

私の園で、育児放棄をした母親の子供を受け入れた事があります。
その母親には子供が3人。
一番上は中学生、一番下が5歳?
園に受け入れたのは5歳の子です。
母親は数年前に離婚しており、父親から仕事をしなくても困らない程度の養育費をもらっていました。
しかし・・・その養育費は母親の遊び資金になっていました。
母親が不在中、家事をしていたのは中学生のお兄ちゃん。
下の子の面倒を見るため学校にも通わせてもらえなかったそうです。
でもそのお兄ちゃんが作ってあげられる食事は、白いごはんを炊くことだけでした。
園で食事をだしても色の付いたものを食べたことがなく、ご飯しか手をつけなかったそうです。
同じぐらいの子と一緒に保育をしてもほとんどの事ができませんでした。
その子は、すべての事に関して3歳児と同じぐらいの事しかできなかったのです。
幼稚園を卒園し、小学校へ入学しましたが空白の年月は簡単には埋りません。

黙っていても子供は育つという方もいますが、園長先生はその子を受け入れ「子供は育ててあげなければ育たない」という事を強く実感したそうです。

そして私たちに、「いくら育児書を一生懸命読み、理想の子育てをしようと思っても母親は、自分が育てられたようにしか子供を育てられません。」無理をせずお子さんとじっくり向き合ってくださいね。と言う事でした。


この話を聞き私も色々考えさせられました。(*・・;


みなさんは、どう感じられましたか?





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Last updated  May 27, 2004 08:27:07 PM
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