カテゴリ:詩
咲くことは出来ないわ
そして 種になることは勿論 枯れることすら怖くて出来ぬまま いつまでこうしているの? 太陽と月はもう見飽きたわ 昼も夜も影をおとし続けて 何の意味も変哲もない人々のお喋りを聞き 通り過ぎる人々の笑顔を睨むのです 誰か私の耳を塞いで 私の目を覆ってそのまま そのまま、 咲くことは出来ないわ 何処かが痛むなんてことは無いから そっと目を閉じて叫べばいいの いつまでもこうしていられないのよ ねぇ ほら もう直ぐ天使が迎えに 私の手をとって導きに来てくれるから そっと目を閉じて呟きなさい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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