カテゴリ:Cat
チコリーは、腎臓を悪くして以来、定期的に病院で点滴を打ってもらっています。 3月のある日、トイレの方に歩いて行ったかと思うと、すぐ戻ってきて横になるを繰り返し、チコちゃんと呼んでも来てくれませんでした。顔も元気がない様子で、トイレをチェックすると、トイレの周辺でウンチをしていました。粗相をするなんて今まで無かったし、明らかに異変を感じたので、何もかもほったらかして、タクシーを呼び病院へ急行 血液検査をしたところ、BUN(尿素窒素)が42.3(正常値*は17.0~40.0)でした。 【CRE(クレアチニン)は1.1(正常値は0.6~2.0)、T4(甲状腺ホルモン)テストも正常でした】(*正常値は、通院している病院の血液検査表に明記されているものです) なお、ウンチを違うところにしたのは、血圧が上がり目が見え難くなり、間違えちゃったのだろうとのことでした。 チコリーは推定12歳なので、BUNも年齢相当の数値とのことですが、それ以来3週間ごとの点滴と腎臓疾患用の療養食、高血圧の薬(アムロジピン)、定期的な血液検査と血圧測定をしてもらっています。 治療を行ってから、血圧も安定し、血液検査の結果も以下のようになりました。 検査日 3/20 4/17 7/6 BUN 42.3 31.3 27.0 CRE 1.1 0.9 1.1 ALT/GPT*¹ 68 64 28 ALP*² 176 124 76 (*1はアラニンアミノトランスフェラーゼ、正常値は11~50。*2はアルカリホスファターゼ、正常値は0~67(170)) 検査結果の推移を御覧になっていただいて分かるように、ようやく数値も良くなり、先生からも言うことなしと仰っていただき、一ヶ月に一回の点滴ペースになりました 最初は、チコリーがどうなっちゃうのか心配でしたが、今は、少しホッとしています。 チコリーが腎臓を悪くするまで、猫の腎臓疾患に関する知識は殆ど無かったのですが、これを切っ掛けに、インターネットや本で猫の腎臓に関して勉強しました。 以下、お勧めサイトや書籍を紹介しておきます。 役に立ったサイトは、Feline CRF Information Centerというところです。(英文です) 欧米の方が腎臓疾患に関するウェブサイトは豊富にあり、しかも詳しく、いろいろな情報が網羅されています。 日本の書籍やウェブサイトにも猫の腎臓疾患に関して載っていますが、個人的にここまで詳しいものを見たことは、ありませんでした。 同ウェブサイトのリンク集も沢山あり、とにかく詳しい。 もちろん先生は治療のつど説明してくれるし、質問にも答えてくださりますが、先生の言葉を思い出しながら改めて読み返すと、頭の中が整理されるし、どういった治療段階にあるのか確認できて助かります。 同サイトは、腎臓と他の疾病との関係はもちろんのこと、一般的に処方される薬や副作用についても明記されています。チコリーに処方されているアムロジピン(Amlodipine, calcium channel blocker)も載っていました。 とにかく同サイトの情報量は豊富なので、英語を読むのが苦でなければ、御覧になっていただけたらと思います。 書籍としては、これも英語なのですが、、、 Your cat:Simple New Secrets to a Longer, Stronger Life という本です。 アメリカのアマゾンでは、すごく売れていて、レビューも高評価です。猫ちゃんに関する病気や食事のことなど色々載っています。これの翻訳本が出たらいいのになあ。 著者のウェブサイトはこちらです。 ここのtake a tourをクリックすると、センター内を見ることができます。広大なアメリカ、受付も広いし、待合室も豪華。
ここ数ヶ月、チコリーの腎臓とピー坊の下痢で忙しい毎日でした。これで少しは落ち着けるかもなあと思うのですが、全く病院に行っていないワラタは大丈夫なのだろうか。。。 ワラちゃん、とっても元気で、よく食べ、よく寝て、よく甘えてるけど、機会をみて健康診断をしてもらおうかなあと思います。何か悪いところがあれば、早く見つけてあげる方がいいですものね。
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Last updated
July 11, 2010 10:48:51 PM
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