2台目 自分に合うロードバイクは
初めてのロードバイク、轟天号に乗ってみて、クロスバイクより圧倒的に楽なこと、心配だったドロップハンドルとブレーキは慣れれば問題ないこと、ロングライドもできそうなこと、なんとか坂にも上れそうなこと(魂が抜けるけど)、が分かった。趣味として長く続けられそうな手応え。となると、欲が出てくる。一番どうにかしたいのは、長距離を走った後の疲れ。100kmくらいまでは良いのだが、150kmを超えると、ズーンとくるというか、体の奥に貯まるというか、なんとも言えないだるさが2,3日抜けない。勤め人としてはこれはまずい。土曜に走っても疲れが月曜まで残ってしまう。原因はアルミの硬さで間違いない。情報として知ってはいたが、経験してみるとなるほどという感じ。距離が長くなると、だんだん振動が疲れに変わっていくのが分かってくる。ということは、情報通り、カーボンが効くはず。
次は上り。
どうやら坂は好きらしい。
100kmを超えると間違いなく峠の一つや二つ越えなければならない。
好きだから全力で! でも良いのだが、帰りもある。
出来れば8割くらいの力で上りたい。
必要なのは軽さ?
アップライトなポジション?
よくわからないが、評判のいいRFX8に試乗してみると、なるほど、上りは楽。
なんだろな、力を一旦貯めてから路面に伝える感じ?
で、その間に踏むので途切れなく力をかけられる感じ?
まあ、これは乗り慣れてから理解できた事で、試乗の時はなんとなく乗りやすいとしか解らなかったんだけど。
反応がちょっと遅れてくる気がするのと、リアタイヤが左右に動く気がしたけど、すぐに慣れた。
悪くない。
カーボンならみんなそうなのかなと思い、何台か試乗してみたが、
硬いのは硬い。
他に上り用で試乗できるモデルがなかったのと、日本製に乗ってみたかったのもあって、RFX8に決定。
フレームがしばらく変わっていないという事なので、数年落ちのモデルをお安くゲット。
結果、疲れは大幅に減少。
上りは慣れもあるのだろうけど、かなり楽になった。
ベストかどうかは分からないが、満足できる選択だった。
これから選ぶ人にアドバイス出来るとしたら、とにかく試乗をする事。
それも展示会などの平坦で短い距離でなく、ショップや、メーカーショールーム?なんかで、ある程度の距離を走らせてもらうのがいい。
RFX8はNEWモデルじゃなかったので、近くのショップに試乗車がなく、わざわざ青山のブリジストンのショールーム?まで乗りに行った。
公道での試乗は、坂の下りでフロントの剛性が感じられたり、荒れた場所で後ろのしなやかさが感じられたり、閉じた試乗コースではわからない事が沢山ある。
高い買い物なので、手間は惜しまないほうが良い。
と、3台目を試乗しないで買おうとしているヤツが偉そうに言ってみる。
ここよりずっと面白いブログが読める