自転車は歩道を、なんて"皮肉"で書いているが、
当然自転車は車道を走るべきで、というか走らないといけない訳だが。

では、車道を走る技術、知識のない人はどうすべきか。

なんのことはない、押して歩けば良い。簡単なことだ。

自転車を持っているからって、絶対乗らなければいけない理由はない。

交通量の多い道に出て、主観的には危険なのだが、客観的に危険か判断がつかないなら、迷わず歩道を押して歩けば良い。

主観的に危険と思うなら車道は走るべきではない。
客観的に危険と判断されないなら、歩道を走ってはいけない。
が、歩道を押して歩くのは自由だ。

車道を走るには技術がいる。知識もいる。
ふらついてしまう人、荒れた路面をうまく走れない人、車を避ける自信のない人は車が頻繁に通る車道を走るべきではない。
車道のルールを知らない人も走るべきではない。
車の少ない道を選んで走り、車が来たら止まってやり過ごし、
車の多い道は歩道を歩いて移動すれば良い。

歩くより速く移動できる利便性も欲しい、車から守られた安全も欲しい??
そりゃわがままってもんだ。

利便性が欲しいなら、危険性は許容しないといけない。
みんなそうやって乗っている。


自転車は車道を走れ、なんていうから他に選択肢がないと誤解する。
押して歩道、という大きな選択肢がある。

自転車に"乗るなら"車道を走れ、にすれば分かりやすいのに。

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