ビンディングシューズ。

ペダルに効率的に力を加えるために、ビンディングが取り付けられて、
底が固く力が逃げないようになっている、自転車用のシューズ。

自転車にハマり始めて、もっと早く走りたい、もっと快適に走りたい、
と思った人たちが、
引き足が使えるから2倍の力で走れるという都市伝説に騙され、
立ちごけという試練を何度かくぐり抜けてやっと使いこなせるやっかいなアイテム。

普通の靴ならば、底がすり減って数年で換え時が来るのだが、
ビンディングシューズは基本、地面に足をつかないので、
すり減ることは少ない。
まあ、信号待ちとか、歩いての観光が多いと減ることは減るんだけどね。

力が逃げないように、アッパー(甲のほうね)も丈夫に作られているので、
なかなかヘタって使えなくなる、ってことがない。

特殊な締め付けの機構がついていると、
これが壊れるってこともあるんだけど、
シマノなんていう国産の親切なメーカーだと、
しっかり部品単位で取り寄せが出来たりして修理出来てしまう。

で、換えられない・・・・・

いや、ヘタっては来ているし、擦りむいた後もいっぱいあるし、
底の滑り止めゴム部分もほとんど無くなっているんだけど、
じゃあ、使えないかというと、問題なく使えるので・・・

よく言う工業製品のジレンマで、
丈夫に作ると買い替え需要が減るという典型だね。

まあ、大抵は製品に飽きるとか、もっといい物にしたくなるとか、
そんなところで買い替えとなるわけだが、
もったいない精神旺盛な(貧乏なともいう)オッサンには無縁の話。

とはいえ、流石にこのボロボロはないよなぁ、
とか、
いい年なんだから見栄えにも気を使おうよ、
とか、
もう古いから力を入れた瞬間にソールが折れて大事故になるかもしれない、
とか、
いろんなもっともな理由で買い替えを決意。

前のがいつ買ったか忘れているので、
備忘録を兼ねて記事にしておく。


買ったのは、シマノのSH-R087。


はい、この前2世代型落ちになったものです。
アウトレットで安く購入。
というか、安く買えたので、交換を決意できたというか。

実は今まで使っていたのが、この前のモデルのSH-R086。
後継モデルなので、違和感はないだろうと言うのと、
少しは良くなっているだろうと言う期待と。
まあ、不満があったわけではないので、良くなっていなくてもいいんだけどね。
変わったところを確認しようとWebで探してみたが、
古すぎて見つからない。
新しいものを買った時のワクワク感、満足感がないのは残念だが、
安いので良しとしよう。

さて、いつ試せるやら。
なんか昨日と同じこと言ってるな。


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