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2017.12.04
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テーマ:自転車(13135)
カテゴリ:カテゴリ未分類
電動アシスト自転車の普及率はすごいものがあって、
近所を走っていると結構な頻度で見かける。

信号のある道路で、
やけにスタートの加速がいい自転車がいるな、
と思うと、大抵は電動アシスト自転車。
非電動の自転車をスイスイ抜いていく。
まあ、便利だよなぁ。

で、ちょっと困るのが、
電動アシスト自転車を抜く時。
20km/hくらいで走っている電動アシスト自転車を抜こうとすると、
まれに張り合って加速して抜かせないように頑張る人がいる。

多分、普段からスタート時の強力な加速を味わっているので、
自転車で自分より加速の鋭い奴はいない、
いつでも自分の力でこの加速ができるんだ、
と思い込んでしまっているんだろう。

が、ご存知の通り、
電動アシスト自転車のアシストは速度とともに弱まる。
20km/hから24km/hまでは
弱まりながらもアシストは受けられるので少しは頑張れるが、
24km/hでアシストは切れる。

と、残るのはただただ重い自転車だ。
加速が続けられるわけがない。
で、ずるずると後退していくわけだが・・・・・

抜くときは、周りの状況を判断して、
抜く自転車の速度を考えて、
どこまでに抜き終えるな、と頭の中でイメージして、
抜ける状況かどうかを判断する。

これが、途中で加速されると、
イメージより抜き終わりの地点が先になる。
状況によっては一旦後ろに戻る必要もある。
この前のおじさんみたいに。これはちょっと違うが。

かなりの余裕をもって判断しているので、
抜けなかったことも、
危ないというほどのこともないのだが、
余計に気を使わなければいけない。

そんな自転車はまれなので、
いつも構えて多めに加速するのもなんだし。
まあ、うしろから走りを見ていると大体想像はつくんだけど。

なんだろね、
機材の力が自分の力と思い込んでしまっているというか、
非電動自転車に変な優越感を持ってしまっているというか。

歩道なんかも、アシスト速度限界だろう、
という速度で子供を乗せて疾走するお母さんをよく見る。
子供を乗せて重くても電気の力で加速できるんだろうけど、
いや、アシストって速く走るためにあるのかな・・・・
ブレーキはアシストしてくれないけど、大丈夫かな・・・
と思ったり思わなかったり。

自制心を持って上手く使えば便利な道具なんだけど、
考えのない人に与えると勘違いしてしまうので、ちょっと危険かも。

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Last updated  2017.12.04 07:10:04
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