ご近所の買い物帰りの一時停止の丁字路。
前を横切る横棒の道は、片側一車線の2車線道路。
当然一時停止をして、車の隙間を狙って左折する。

横棒の道に出ると、
前から逆走自転車のおじさんが走ってくるのが見える。
後ろから車も来ていて、
車道側に避けると轢かれるので、
進路を変えずにそのまま進むと、
逆走自転車もかまわず直進してくる。

仕方がなく止まると、
逆走自転車も直前まで走って来てまっすぐ停止。

・・避けない・・・・・・

しょうがなく、
「逆走してますよ」
と、声をかける。

・・・・・・・・無反応・・

数秒の沈黙。
と、逆走自転車が口を開く。

「周りの状況を確認せずに出てくる」

・・・・・・え?・・・・・・

再び沈黙。

ええと、何?
なんなの今のセリフは??

そう言ったまま動く気配がないので、
とりあえず手で反対車線に渡るようにゼスチャー。
と、何を勘違いしたか、
そのまま車道側を通ってすれ違っていく。


それにしても、
なんだったんだろう、さっきのセリフは、
と、しばらく理解できず、一生懸命考えた。

で、なんとなくわかった気がした。
多分、多分だけど、
自分が注意されたので、
こちらを批判するネタを考えてぶつけて来たんじゃないかと。

要は、
左折で出てくるときに、
見えていない逆走自転車を確認しなかったお前が悪い、と・・・

まさかとは思うが、そうとしか考えられないセリフ。

うーん。頭がいたい。
まさか、逆走自転車に説教されるとは・・・

いや、普通、逆走自転車が走ってくることって、想定しないよね。
目の前に左折して現れたならともかく、対向した時には結構距離あったよね。
お互いに近づいていくので、あっという間に目の前まで来たけど。
逆走、の日本語の意味は、理解できてるよね。
法律は・・・知らないかもな・・・年齢的に自動車免許くらい持ってそうだったけど。

なんかね、もう、常識が通じないというか、
世界が違いすぎるというか、
本当にどうしたらいいのかわからなくなった。
これだから、この近所を走るのは怖い。

と、ここまでだとただの愚痴になりそうなので・・・

自分の考え、世間の常識がみんなに通じると思っていたら大間違い。
今回はなんとも言えない思いをしただけで危険はなかったけど、
とにかく、他人は信用しないこと。
どんな思想を持っていて、どんな教育を受けて来たかわからない。
それが自分の常識や、日本の法律と正反対の可能性もある。
ロードバイクに乗るときは、
何が起ころうが自分の身を守れる運転を心がけましょう。

と、思った貴重な体験でした。



で、車道側に避けてすれ違った逆走自転車。

すれ違いざまに見ると、後ろの座席に子供が・・・・
しかも、ヘルメットなしで・・・

「えー、子供を乗せて逆走・・・」
と、思わず呟いてしまったが、聞こえてしまったか?
まあ、聞こえても何も感じないんだろうけど。
唖然としてしばらく眺めていたが、歩道に入るでもなく、
そのまま逆走して行ってしまった・・・・

正面からでは子供は全く見えなかった。
子供を乗せてるなら、歩道に上がるように強く言ったのに。
結果的に子供を危険に合わせてしまったので、とても後味が悪い。

しかし、子供の命もいらない覚悟なのか。
やっぱり、理解できない。

****追記****
逆走おじさんの主張がわかりました。


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