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2018.04.03
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テーマ:自転車(13143)
カテゴリ:カテゴリ未分類
ロード"レース"は紳士のスポーツ、
という言葉を聞くことがある。

簡単に言うと、
ロードレースは、
敵同士でも先頭交代しながら疲労を分担する、
とか、
機材トラブルの隙をついてアタックしない、
とか、
要は、ルールで禁止されていなくても、
フェアに勝負するのが美しいという美学、
紳士協定を守れる、
プライドを持った人達が行うスポーツ、だということ。

これはね、同じ(いや実力が全く違うが)ロードバイク乗りとして鼻が高い。
気持ちだけでもそうありたいと思う。
レースはしないけどね。


で、ちょっと考えて欲しいのは、
レースでの紳士的な行動が、
公道でも紳士的な行動か、
ということ。

まあ、仲間の機材トラブルで待つ、はいい。
というか、待つんじゃなくて手伝ってやるのが紳士だ。

問題は、勝負であるレースのテクニックを、
車両としての公道での移動に持ち込んでしまう勘違いした自称"紳士"の人達。

速く走れない人を自分のドラフティングの距離に入れさせて、
引いてやるのが"紳士"かというと・・・

引いてやる対象は、速く走れない人だから?
ってことは、テクニックも未熟なんじゃない?

引いてやる対象は、疲れた人だから?
ってことは、疲れて反応速度も遅くなってるんじゃない?


そんな状態の人に、安全な車間を空けずについてこいと
・・・また、無茶な。

さらに、
安全な車間を空けないで走るのは安全運転義務違反。
公道のルールで禁止されていることだ。
しかも、
法律違反に問われるのは、引かれる遅い人、疲れた人で、
"紳士"さんではない。


人に危険を増す行動を勧めるのは、"紳士"のやることじゃない。
人に法律違反をそそのかすのは、"紳士"のやることじゃない。

ボクは遅い人、疲れた人を引いてあげてるんだ、
"偉い"でしょ、"紳士"でしょ、
と自己満足でひとり悦に入るのは、
さぞかし気持ちいいのだろうけど。

事故を起こした時は、
車間を空けなかった遅い人、疲れた人の自己責任になる。

まあ、前を引いた"紳士"さんが責任を取る、といっても、
後遺症や、命は戻せる訳ではないので無意味だけど。

うーん・・・・・


公道のロードバイク乗りが紳士的じゃない、
と言いたい訳ではありませんので、あしからず。
プライドと法律を守る本物の紳士さんもいっぱいいますよ。

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Last updated  2018.04.03 20:48:29
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