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テーマ:自転車(13143)
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ロード"レース"は紳士のスポーツ、
という言葉を聞くことがある。 簡単に言うと、 ロードレースは、 敵同士でも先頭交代しながら疲労を分担する、 とか、 機材トラブルの隙をついてアタックしない、 とか、 要は、ルールで禁止されていなくても、 フェアに勝負するのが美しいという美学、 紳士協定を守れる、 プライドを持った人達が行うスポーツ、だということ。 これはね、同じ(いや実力が全く違うが)ロードバイク乗りとして鼻が高い。 気持ちだけでもそうありたいと思う。 レースはしないけどね。 で、ちょっと考えて欲しいのは、 レースでの紳士的な行動が、 公道でも紳士的な行動か、 ということ。 まあ、仲間の機材トラブルで待つ、はいい。 というか、待つんじゃなくて手伝ってやるのが紳士だ。 問題は、勝負であるレースのテクニックを、 車両としての公道での移動に持ち込んでしまう勘違いした自称"紳士"の人達。 速く走れない人を自分のドラフティングの距離に入れさせて、 引いてやるのが"紳士"かというと・・・ 引いてやる対象は、速く走れない人だから? ってことは、テクニックも未熟なんじゃない? 引いてやる対象は、疲れた人だから? ってことは、疲れて反応速度も遅くなってるんじゃない? そんな状態の人に、安全な車間を空けずについてこいと ・・・また、無茶な。 さらに、 安全な車間を空けないで走るのは安全運転義務違反。 公道のルールで禁止されていることだ。 しかも、 法律違反に問われるのは、引かれる遅い人、疲れた人で、 "紳士"さんではない。 人に危険を増す行動を勧めるのは、"紳士"のやることじゃない。 人に法律違反をそそのかすのは、"紳士"のやることじゃない。 ボクは遅い人、疲れた人を引いてあげてるんだ、 "偉い"でしょ、"紳士"でしょ、 と自己満足でひとり悦に入るのは、 さぞかし気持ちいいのだろうけど。 事故を起こした時は、 車間を空けなかった遅い人、疲れた人の自己責任になる。 まあ、前を引いた"紳士"さんが責任を取る、といっても、 後遺症や、命は戻せる訳ではないので無意味だけど。 うーん・・・・・ 公道のロードバイク乗りが紳士的じゃない、 と言いたい訳ではありませんので、あしからず。 プライドと法律を守る本物の紳士さんもいっぱいいますよ。 ランキング参加中です 押してくれると続ける気力が湧きます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.04.03 20:48:29
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