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テーマ:自転車(13137)
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ベストカーの記事。
に対する最初の記事「自転車は白線の内側を走ると取り締まり対象になる」 2番目の記事「ということで、読み返してみたが・・」 3番目の記事「うーん、書かないといけないかな」 長くなって申し訳ない。 アクセスが結構あったので締めておいた方が良いかと思い、4番目の記事を書きます。 最終的に、車に対して幅寄せはやめよう、 と言っているんだから、 自転車にとっては良いことでしょ。 些細な間違いをそこまで取り上げなくても、 と思われる方もいるかもしれない。 なぜ、自転車は路肩を走るもの、 という間違い(を根拠にした記事)にこだわるのかというと・・・・ (車線の右端走行は取り締まられる、の件は一旦おいておく) 自転車は路肩を走るもの、 という前提に立つと、 自転車は本来走るべき路肩が荒れているから、 路肩からはみ出て(白線の)右側に出てきてしまう、 本当は走っちゃいけないところだが、仕方がないし、自覚もない。 車は""大目に見てあげて""、幅寄せはやめよう。 となる。 これが、ベストカーの記事。 この場合、車側には自転車に幅寄せをする大義名分がある。 まあ、幅寄せは良くないのだが、 自転車が走ってはいけないところを走っているから、 と言い訳ができる。 ご丁寧に、車はキープレフトするものだ、 でも、それも諦めて、 走ってはいけない場所を走る自転車に、 場所を空けて""あげよう""とも言っている。 (記事では間違えて解釈しているが、 車のキープレフトは路肩ギリギリまで左に寄れ、という意味ではない) この書き方、 そこまで優しくない人が読むと、 なんで悪いことをしている自転車に、 本来路肩ギリギリまで左に寄って走るべき車(誤解です)が、 そこまで譲らなきゃいけないの、 となると思うのだが、いかが? 下手をすると、優しくない人たちを煽ってしまうことになる。 幅寄せしないまでも、 教育のためにクラクション鳴らしてやれ、となってもおかしくない。 一方、 自転車は車道の左端を走ればいい、 という前提に立つと、 自転車が白線のセンターライン側、車線の左端、 を走るのは適法で問題ないことになる。というか問題ない。 自転車レーンの整備が追いついていなくても、 路肩ではない、白線の内側に自転車の走る場所はもともと存在する。 2015年よりはるか昔から存在している。 となると、 そこを走る自転車に車が幅寄せする大義名分が無くなる。 自転車は走っていい場所を走っているんだから、 幅寄せはやめよう。 となる。 そうすると、優しくない人が読んでも、 うう、そうか、幅寄せしちゃいけないんだ、となる。 この違い、わかりますかね。 とても大きな違いなんですが。 意図的な印象操作ではないと信じたいが、 偶然にしてはあまりに車にばかり都合の良い誤解釈 ※1 が続く上、 簡単な事実確認もしていないので・・・・ 多分、最初にもうストーリーが頭に浮かんじゃったんでしょうね。 それに合うように組み立てたと。 うーん、さすがプロライター??? 本当は、まだまだツッコミどころはあるのだが、 疲れたのでここまでにしておきます。 裏を取りましょう、考えましょう、 雑誌社の記事だからって頭から信じるのはやめましょう。 というか、ベストカーの記事のコメントにも 間違いを正しているものが結構あるんだから、 編集部が対応したりはしないのかね。 調べれば簡単に間違いはわかるのに。 というか、出稿チェックってしないのかな。 追記 ※1 主な誤解釈をまとめました ・2015年の改正道交法で自転車が車道を走るようになった(嘘です) この誤解釈から「自転車路側帯」の整備が間に合っていない なので、自転車は走ってはいけない路肩以外に出てきている との主張で問題提起している ・自転車は路肩を走らないといけない(嘘です) この誤解釈から、 路肩以外を走る自転車は違反していると暗に言っている それでも許してあげましょうと。 ・車のキープレフトは車線左側いっぱいまで寄せること(嘘です) この誤解釈から、自転車が車道左側に出てきたことで、 本来車が寄るべき左側を空けて"あげない"といけない と言っている ・2015年改正道交法で自転車が車道を走るようになった結果、 自転車と自動車の事故が相対的に増えている(根拠希薄) 交差点以外の自転車と自動車の事故が増えているデータがないと、 ベストカーの主張の根拠にはならない ランキング参加中です 押してくれると続ける気力が湧きます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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