一億総評論家時代。

ネットが普及して、
それらしい情報ならば誰でも手に入れることができる。

なので、
専門家でなくても、
法律家でなくても、
自転車業界人でなくても、
それっぽい持論を展開して耳目を集めることができてしまう。

情報は溢れているので、
都合のいい情報だけを引用して、
ほら、ここにこう書いてあるでしょ、
だから正しい、とか、
ここでやっちゃいけないって書いてないからやっていいんだよ、とか、
もっともらしく解説しちゃう人も見かけるが・・・

まあ、
信じない方が無難。

ここに書いてあることが、他で否定されている、
なんてことは普通にあるし、
やっていいと書いてないなら
それはやっちゃいけないことである可能性も高い。

結局は、
そこにある情報から自分がどう判断するか、
なんだけど、
口のうまい人はいくらでもいるのでね。

騙されないように、丸め込まれないようにするには、
まず誰が書いているかを確かめることなのだが、
それが出来ない時には、
道理にかなっているか、
で判断するのがいいと思う。

常識、
と言い換えてもいいが、
道理の方が普遍的で個人差に左右されない感じの響きがある。

知識を深めて、
経験を積んで、
道理で判断できる人間に・・・・なりたいですね。


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