ご近所のお出かけ。

狭い片側一車線道路を自転車で走っていると、
どこかから救急車の音が。

先頭で赤信号で止まると、
うーん、後ろから近づいてくるのがわかる。

信号が青になるが・・・
待つべきだよなぁ。

発進しないで待っていると、
後ろの車がクラクション。
いや、
来てるから、救急車。

数秒後に救急車が脇を通り越して行ったので
発進したのだが、
クラクションを鳴らした後続車は
アクセルを無駄にふかしながら
フレンドリーな距離で抜いていった・・・

いや、
このフレンドリーな距離でなら、
さっき交差点で止まっている時にも抜けたじゃん。

まあ、
救急車の前方で進路変更して発進するのは
流石に気が引けたのかな。
なら、大人しく待っていればいいのにね。

いやね、
救急車に抜かれたタイミングから考えると、
青になった瞬間に発進していれば、
50メートルくらいは先に進めたのかもしれないけど、
動いている自転車や車を抜かすのは大変、
と言うか、確実に現着が遅れるので・・・ねぇ。

その数秒で、
はないかもしれないが、
その数秒の累積で助かる命があるかもしれないので。

交差点じゃない道路で後ろから救急車が来た時も、
自転車なのでそれ以上端には寄れないけど、
認識していることがわかるように極端に速度を落としてやり過ごす。
気づいていないんじゃないか、と思われたら、
安全確認で余計な時間を取らせてしまうので。

ということで、
左端を走る自転車なのでスルーする人もいるかもしれないけど、
救急車が来たら認識していることがわかる態度をとってあげると、
誰かの命が助かるかもしれませんよ、
と言うお話でした。

もちろん、
車を運転している時も、
早め早めに止まるなり寄るなりしましょうね。
そこで待ったあなたの数秒には、
命がかかっている訳じゃないんだから。


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