カテゴリ:ダグラス窩膿瘍(だぐらすかのうよう)
直腸と子宮間の腹膜腔をダグラス窩といい、ダグラス窩にできた膿瘍をダグラス窩膿瘍と呼ぶそうでございます。
男性に子宮はございませんので、「膀胱直腸窩膿瘍」が正しい病名だそうですが、ダグラス窩膿瘍の方が知名度が高いため男女を問わず診 断名に使用されているとうかがいました。 何故、急にこんな話? と思われる方も多いかと拝察いたしますが、 この病気のこと、是非知っておいていただきたく 場違いは重々承知のうえこちらに書かせていただきます。 あれは今年の新年会。 椅子に座るたびに顔をしかめる20代前半のK君。 「どうしたの?」と聞くと ”座るとケツが痛い”とのこと。 その場におりました年配男性陣に 「お、Kも痔主か」などとからかわれ 渋い顔をしておりました。 その後彼は肛門科を受診。 痔というのは 四足歩行であった人類が直立二足歩行となり 肛門がうっ血しやすくなった結果の症状で 少なくとも3人に1人は自覚無自覚にかかわらず 患っている病気だそうでございます。 K君にも小さな痔はあるが 通院の必要はないとの診断だったそうです。 以上が今年1月の出来事でございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月27日 10時17分17秒
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