ハワイの不動産屋
帰国後初日の朝だ。行きの7時間は無理して行動できるけど、帰りの8時間のあとはちょっときつい。帰国の報告でも書こうかと思ったけど、寝たりおきたりで朝になってしまった。まぁ、GW中だしいいかぁ?実は少し前に、交通事故で義父を亡くした。義母もすでに他界しており、ほかに兄弟もいないので、家内がすべての対応をしている。遺言書も見つからなかったので、結構大変だ。今回も半分くらいはそれに関したことをしている。ハワイ最終日は、与平寿司のあとに家内の実家のコンドに行った。放っておくと家が傷むので、そのままには出来ない。売るか貸すか悩んだけど、せっかく家内に残してくれた財産なので、貸すことにした。ただ、貸すにしてもいろいろ大変だった。そのひとつが、部屋のリノベーションをして、店子を探すことだ。ハワイに住んでいないので、当然誰かに代理人になってもらわないといけない。親戚に頼んであとで問題おきるといやなので、不動産屋に代理人をお願いすることにした(ほかにも弁護士や公認会計士なども探して、いろいろな人と知り合った)。そうは行っても全然知らない人もいやなので、親戚の友人という人を紹介してもらった。紹介してもらった方は、日系の名前のついた不動産屋さんの契約社員で、家賃の数パーセントを手数料として取って、会社と半分ずつにするそうだ。歩合制なのね。妙齢の女性で割としっかりした印象の人だ。フィリピンとハワイアンの混血でだんなさんが日系人なので、日系人の苗字を持っている。事前の打ち合わせもてきぱきと回答してくれていて信頼できそうな感じだった。ただ、ちょっと違うと思ったのは、まずお互いにファーストネームで呼び合う。家内は違和感無いみたいだが、私はちょっと。それに、仕事のやり方。当然、不動産屋なので出入りの業者がいててきぱきと仕事をこなすのかと思ったら、自分で探してきて...しかも探してくるのがみんな個人経営(一人でやっている)みたいなところなのだ。風邪を引いただとか、バカンスだからなどの理由ですぐに仕事がとまる。パイプはパイプ屋じゃ無いから知らない。絨毯はがしたら、ビニールシートが張ってあったけど、こんなの知らない。って感じで工事が遅々として進まない。しかも、部材は不動産屋さん自ら、DIY店に行って買ってくるみたいだ(リフォーム屋さんも一緒のこともあるみたいだけど)。今回もレンジを変えたほうが良いと言うので、任せるといったら、「シアーズで○○○ドルのがあって、自分のカードを使うとキャッシュバックがあって...」と説明を始めた。こんな感じなので、費用も工期もどんどん増えていく...というよりは、はじめからそんなの約束しない。いつごろできるのと聞いても、早ければ○○月頃だけど...。アメリカは契約社会というけど、何かあったときに裁判で負けないための契約なのね。日本の感覚ではついていけない。遺言が無かったのも理由の1つらしいけど、日本だったらとっくに人が住んでいることだろうに。ちなみに2BR/1BTで家賃は15百ドル/月(メンテナンスフィー込み)だそうです。与平寿司やコスコまで車で5分、スーパーや銀行はコンドに併設、学校や図書館も徒歩圏だし、お得でしょ。どなたか借りません?