何時も子供たちは出来るだけ早く寝かすようにしております。私のと言うよりは奥さんの方針。
出来れば8時ですが、何時も何やカンヤで9時前が定例になりつつある今日この頃。
この月曜日は夕飯を思いのほかサッサと済ますことが出来ました。これで後はお風呂に入れて、歯を磨いて、髪を乾かして、ベッドへ入って、絵本を読んで...と思ったのが6時50分。
予定では7時にこの状況を想定していたので事は順調以上に進んでいる...と思って気を緩めたのがいけなかった。
食事中は前日ビデオに撮ってあったAustralian Idolを観ておりました。女の子のフェイバリット番組。何気に奥さんもはまっております。
この日はベスト7が歌ってたのですが夕飯が終わった時点で5人終了。もうひとりが歌い終わって丁度7時。こうなると限良く最後のひとりまで観たくなるのが人情。女の子は元より少年もそれを熱望。
「普通、人にお願いするときは『お願いのダンス』を踊るもんだよな~」
DaddyO家の主の理不尽な要求が始まる。
「お願いのダンス」ってどうやるの?と訊く子供たちに。
♪さ・い・ご・ま・で♪み・せ・て・く・だ・さ・い!♪
勝手に作った訳の判らない歌詞に、
勝手に作った訳の判らない節を付け、
勝手に作った訳の判らない腰振りダンスを
実演してみせるDaddyO家の主。
DaddyO家の長女はいつもの事と慣れているのか直ぐにノリ良くパフォーマンスを真似してみせる。全くのコピーではないが逆に自分なりの工夫があって大変よろしい。
意外に渋ったのがDaddyO家の長男。「やらないの?観たくないの?やらなきゃ観せてやんないよ!」と脅迫するDaddyO家の主。最後の部分はDaddyO家の長女も復唱して一緒になってDaddyO家の長男に強要。
最終的には要求に応じるDaddyO家の長男。でもその踊りは決して無理強いされたものではなく、ともすると自分の運命を悟ったような踊り。まだまだ荒削りながら磨けば光る原石を見たおもいでした。
二人の「お願いのダンス」の甲斐有って無事番組を最後まで観賞。就寝時間も結果として予定より遅そくなりましたがなんとかその分だけで済みました。
しかし寝る時間が遅くなった無念さよりも、我が子が確実に自分の血を引き継いでいる事を確信できた嬉しさの方がズ~っと勝っていたその日の出来事でした。
まだまだ教えなければいけないことは沢山有ります...