この前、知人から漫画をどっさり借りてきた。
その中の「行け!稲中卓球部」に嵌りまして、週末一気読み(残念ながら11巻までしかなかったのですが)。
時間さえあればソファーでゴロリ。黙々と読む。そして受ける。大笑い。
そばで遊んでいた女の子や少年には漫画を読んで笑っている父の姿が奇異に映ったらしい。「何で笑っているの~」と訊いてきた。
優しい父は本を見せて丁寧にストーリーを説明してやろうとしたが...ちょっと待て、よく考えたら結構エロいシーンもあったりするで~と頭の片隅でちっちゃな良心が囁いた。
「これはなかなかハイブローな笑いで、
君達ではまだちょっと判んないと思うよ!
もっと大きくなって、これが理解できるようになったら
お父さんと一緒に語り合おう!」
なんて訳の判んない事を言ってその場を切り抜けた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
奥さんも私も一応読書は好きなほう。もともとジャンルにはあまりこだわらない。最近は知り合いが薦めてくれる本を読むことが多かったりする。結構この方が掘り出し物に出会う可能性高いかな~。
でも気に入った本は将来子供たちにも読ませたいので出来るだけ取ってある。自分等が感動した本に彼らがどんな感想を持ったのか、それを聞くのが今から楽しみだったりします。
子供達は私達が読書する姿を割りと普通に目にしてたりします。
実は最初「子供の前で漫画なんか読んだらアカンかな~」なんてちょっと考えました。日本だとわりと普通なシーンですよね?でもこちらじゃCartoon(漫画)は子供が見るものって意識が強いみたいですから。
しかしソファーでゴロリで漫画読みは普通の読書の変形バージョンってことで良いか~なんて勝手に言い訳しました。漫画読んで笑っているのも彼等の父親に変わりありませんから。
しかし、久しぶりに漫画を読んで笑いました。奥さんには「アンタ、今日はテンション高いわね~」なんて言われたりして。これって結構幸せだって事ですよね。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
翌日会社から帰った私を出迎えた少年が「パパの本、見たもんね~」と言って笑っている。
おい少年!その笑いは漫画の中のギャグを理解しての笑いか?
それとも...
そう言えば色気付きだした頃はあの程度のエロでも十分おかずになったよな~...