今日は奥さんからの投稿ブログである。
女の子が今朝学校に行くと友達の何人かが既に集まっている。近寄ってみると皆ちっちゃなチョコレートの箱を持っていた。
Hay!女の子~! This is for you.
クラスメイトのケイレン(Girl)がクリスマスカードと共に女の子にチョコレートの箱を手渡した。
この時期カードの交換は普通な光景。でもプレゼント付きというのは珍しい。そんなに高い物ではないがなかなか奮発したな~、ケイレン...って感じである。
Thank you, Cailin.
ありがとう、ケイレン。
素直に礼を言う女の子。早速封筒からカードを取り出してメッセージを読む女の子。
This is Very, Very, Very...
これってすごく、スゴク、凄く...
随分気合を入れて「凄く」を繰り返す女の子。その真剣な表情を横で見ている奥さん。どんな誉め言葉が彼女の口から出てくるのかちょっと期待。
This is Very, Very, Very,.....
SHORT MESSAGE!
短いメッセージね!
目が点になる奥さん。一瞬で周りのお友達はドン引き。
女の子が冗談でそんなことを言っているのかと思った奥さんだが、彼女の表情は相変わらず真剣そのもの。本当にそう思ってそう言ったらしい。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「女の子、どうしてそんなこと言うの?
もし貴方のカードに誰かが同じ様な事言ったら
嫌な気持ちになるでしょう。
こういう時は『ありがとう、とても嬉しい』だけでいいのよ」
子供達が何か悪いことをした時はその場で正してあげるのがうちの奥さんのやり方。頭から叱り付けはしないが「貴方のやったことでママは怒っています」という意思表示と「何処が悪くて如何すれば良いのか」を言って聞かす。
それを訊いて神妙な顔をしたる女の子...しかしそれがケイレンに悪いと思ってのことなのかママに怒られたからなのかはちょっと微妙。
因みに当のケイレンは「I don't care(そんなのどうでも良いわ)」と気にしなかったそうです。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
人の気持ちになって話したり行動したり出来るのはとても大事なことだと思います。そしてかなり難しいことでもあります。
今の彼女がそれを上手く出来ないのはある意味仕方ありません。でもこれから、それが出来るか如何かは私達にかかっているような気がします。
貰ったチョコレートは確りバクバク喰ってた女の子でした...