日本ではランドセルが小学校進級のシンボル。しかしこちらには当然の様にそんな特別なカバンはありません。
女の子が小学校に上がるとき、洒落でランドセルを持たせてやろうかとも考えましたが、やっぱ浮くだろうな~と思ったのとサイズが小さい(物が入らない?)イメージがあって断念。保育園の頃からの大き目のデイバッグを使い続けておりました。
しかし、それも流石に古くなってボロボロ。買い替えの時期だと言う事で奥さんと今日はバッグ探しの旅へ。
女二人のお買い物に男は足手まといになるだけ、と少年は友達ちへ。もちろん少年的にはそちらの方が大歓迎。久しぶりに思いっきり男の子な遊びを満喫しテンション上がりまくり。帰ってきてからも一人飛び跳ねておりました。
さてお目当てのバッグですが、なかなか「これだ!」と言う物がなかったらしい。日本だと子供用でもセレクションが多いんでしょうが、こちらはどうしても物が少ない。
帯に短し襷に長し。色が気に食わなかったりサイズが小さかったり。旅はいつ果てるとも無く続いたそうです。
あっちこっちみて歩いて奥さんがこれなら機能性やデザイン・カラーも共に合格なのを発見。女の子にその理由を述べながら強く推薦。
しかし女の子の答えはNO。奥さんの説明には納得だったらしいのだが、一つどうしても譲れない問題が...
それはそのカバンがバービーブランドだったこと。確りとバービーのロゴが入っていたらしい。
奥さん曰くバービーは小さな子ご用達。「私は大きなお姉さん」を自覚する彼女にとってはそれを持つのは絶対にNG。因みに彼女の周りもそういう認識らしい。
幸い何とか彼女のお眼鏡に適うバッグが他で見付かったので旅は無事終わりを迎えることが出来ました。めでたし、めでたし。
女の子、7歳と5ヶ月。バービーは卒業なお年頃...
そう言えば小さい頃はピンクがフェイバリット・カラーだった彼女。
本人曰く「今は黒と赤が私のお気に入り」。
君の選ぶものに赤黒なんて全然ないんすけど。
今日のバッグもブルー系だし。
既に憧れで物を言うお年頃っすかね~...