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カテゴリ:短歌 本を詠む
出会いとは なんと不思議な!
新刊を めくればそこに 「松山城」と! ★ 昨日、市立図書館で、新刊コーナーの中に目を引く一冊があったので借りて帰りました。作者は土田康彦。題名は「辻調鮨科」。 ★ 読み始めて7ページ目「プロローグ」のなかの一文。「その時、電車の到着を知らせるベルが鳴り響いた。山の頂上からこの町を見守る備中松山城の天守閣まで届くほどの甲高い響きだった」。 ★ 備中松山城。私の故郷、岡山県高梁市のシンボルで、冬の時期には天守閣が霧の中に幻想的に見え隠れする天空の城です。 ★ さっそく作者の土田康彦氏をネットで検索すると、ウィキペディアに「土田 康彦(つちだ やすひこ、1969年(昭和44年)7月30日 - )は、イタリア在住のヴェネツィアガラスデザイナー。ヴェネツィア・ムラーノ島に工房を構える日本人の一人」と記され、世界的に有名な人物であることを知りました。 ★ さらに検索していくと、「宇治町地域町づくり推進委員会」のホームページに次の一文があり、土田氏が高梁市宇治町に住んでいたことを知りました。 その一文は「氏は大阪で生まれた後父親の仕事の関係で宇治町に移住、宇治小学校、宇治中学校、成羽高校を卒業するまでの18歳まで今の土田商店に住んでおられました。」 ★ 偶然手にした本が、わが故郷出身で、鮨やイタリア料理など通じた一流の料理人であり、そして今ではガラスづくりの世界的な芸術家であることを知り、びっくりした次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.01.14 06:21:11
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